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松尾豊の発言録

松尾豊「今年は地方や中小企業でもAI活用が広がる」|日本記者クラブ会見(2024年3月)

この記事について:松尾豊氏が公の場で語った内容を、社長のAIの教科書の運営者が日本記者クラブ 会見「生成AI」(3)についての報道記事を読み、要点を編集してまとめたものです。当サイトが松尾豊氏に取材したものではありません。題や本文の「」は発言の要約で、原文どおりではありません。出典はページの下と「元の出演」にあります。

動画:jnpc(YouTube)。押すと、このページで再生されます。

日本記者クラブの連続会見「生成AI」の3回目に登壇しました。松尾氏は、生成AIを数十年に1度の技術とする見方を紹介し、日本政府の対応は「かつてないレベルで早い」と評価しました。日本の戦略は医療・金融・製造などの巨大産業で生きるAIの開発だとし、今年は地方や中小企業でもAI活用が広がることに期待を示しました。

いつ
2024年3月15日
どこで
日本記者クラブ 会見「生成AI」(3)(講演)
元の出演
元の記事を読む
確認
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テーマ
日本、企業の使い方、リスク・規制、AGI・超知能

何を語ったか

  • 2024年3月15日、松尾氏は日本記者クラブで会見し、ChatGPTの公開以来「完全にモードが変わった」と述べました。生成AIを、インターネットやトランジスタ、エンジン、電気などに匹敵する「数十年に1度の技術」とする米国の研究者の見立ても紹介しています
  • スマートフォンや検索エンジンでは日本は世界に遅れたが、生成AIについては「かつてないレベルで早く対応している」と日本政府の対応を評価しました。広島AIプロセスについても、日本がリードしていると述べています
  • 一方で、国内企業のモデルはパラメーター数が100億程度で、1兆〜2兆の海外モデルに2桁遅れていると厳しい見方を示しました
  • 日本の戦略は、医療・金融・製造などの巨大産業で生かされるAIの開発だと指摘し、医療では形式の異なる電子カルテの統合などでAIが貢献できるとしました
  • アジア各国の言語で使えるAIを開発し、アジア市場から世界に展開する可能性を挙げ、国内では今年、地方や中小企業でもAIの活用が広がることに期待したいと話しました
  • 将来、人間の知能に匹敵する汎用AIが登場すれば、核物質をIAEAが管理しているように、AIにも国際的な管理体制が必要になる可能性があるとの見方も示しました

社長にとってのポイント

松尾氏は2024年の時点で、地方や中小企業へのAI活用の広がりに期待を示していました。その後、2026年には政府の会議で中小企業と地域へのAXの広がりを目標の1つに掲げています。中小企業のAI活用は、国が一貫して後押ししようとしている分野だと言えます。

自社の業界が「医療・金融・製造」のような大きな産業に関わるなら、業界団体や取引先の大手企業が業界向けのAIを作る動きに早めに乗るのが得策です。業界特化のAIは、その業界のデータを持つ会社が協力するほど賢くなります。

背景

会見の記録は日本記者クラブのサイトに会見リポート(読売新聞社編集委員の執筆)と動画で公開されています。このページはリポートの内容をもとに書いています。

国内モデルのパラメーター数(100億程度)と海外モデル(1兆〜2兆)の比較は、同じ年の1月のGMO渋谷FUTUREでの講演でも話しています。2026年10月の政府のAI・デジタル改革推進会議では、「中小企業と地域に広がるAXの効果」を2030年の目標の1つにしています。

出典:日本記者クラブ「『生成AI』(3) 松尾豊・東京大学大学院教授」会見リポート(2024年3月15日)、jnpc(YouTube)会見動画

このページは、松尾豊氏が公の場で話したり書いたりした内容を、社長のAIの教科書の運営者が確かめて要約・編集したものです。 当サイトが松尾豊氏に取材したものではなく、松尾豊氏やその所属先とこのサイトは関係がありません。正確な言い回しは、上の「元の出演」でご確認ください。

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