Claude Codeの始め方|パソコンが得意でない社長が、評判の解説動画12本から選んだ6つの手順
2026年10月20日·長谷川 桂介
結論(3行で)
- Claude Codeは、Claudeのアプリの「Code」の画面で、日本語で話しかけるだけで始められます。黒い画面もプログラムも要りません。
- 始めるには有料のプランが要り、個人向けのProは月20ドル(年払いなら月17ドル)です(2026年10月20日に公式ページで確認)。
- 最初は「このフォルダの資料を読んで、要点を教えて」のような、読む・まとめる仕事から頼むのが、評判の解説動画に共通する進め方です。
「Claude Codeは便利らしい。でも、黒い画面にプログラムを打つ道具でしょう…」
名前に「Code」と入っていて、解説を見ると英語の画面が並んでいる。自分には関係ない話だと思うのは、自然なことです。
それは、あなたがパソコンに詳しくないからではありません。少し前までは、本当に技術者のための道具でした。
実は、いまはClaudeのアプリの中で、チャットと同じように日本語で話しかけるだけで始められます。このサイトの運営者も、プログラムは1行も書かずに、毎朝の段取りやメルマガの下書きをClaude Codeに任せています。
この記事では、評判の解説動画12本を見比べて分かった、社長に合う始め方を6つの手順でまとめました。パソコンはメールと表計算くらい、という社長に向けて書いています。
この記事で手に入るもの
- 申し込みから最初の一言まで、30分で終わる始め方
- 評判の解説動画12本に共通していた、うまくいく頼み方
- 安心して使うための、3つの決まり
Claude Codeは「机に座って作業してくれる新人の秘書」です
ふつうのチャットのAIは、相談に乗ってくれる人です。資料を貼れば読んでくれますが、できたものは自分で写して保存します。
Claude Codeは、あなたのパソコンの机に座って、作業までしてくれる秘書です。フォルダの中の資料を読み、表を作って保存し、ファイルを仕分けます。
ただし、入ったばかりの新人です。よく働きますが、会社のことはまだ知りません。最初は簡単な仕事から頼み、やり方を覚えてもらいながら、任せる仕事を増やしていきます。
PIVOTの解説動画では、Claude Codeを「AIという部下をマネジメントする道具」と説明しています。部下に頼むのと同じで、何をしてほしいかを言葉にできる人ほど、うまく使えます。仕事の経験が長い社長ほど、向いている道具だと言えます。
AIの秘書がいると、こう変わります
| 仕事 | これまで | Claude Codeに頼むと |
|---|---|---|
| 朝の段取り | 予定表を開いて、自分で考える | 「おはよう」で、今日の予定と次にやることが返ってくる |
| 会議のあと | 録音を聞き直して、議事録を書く | 文字起こしを渡すと、決まったことと宿題の表ができる |
| 請求書の整理 | 1枚ずつ見て、表に打ち込む | フォルダに入れると、一覧の表ができる |
| 決まった文書 | 毎回ゼロから書く | 手順書にしておけば、一言で下書きができる |
運営者の会社では、2026年8月からメルマガの下書きを、9月から朝の段取りを、Claude Codeに任せています。詳しくはメルマガの自動化とAI秘書の作り方に書きました。
まずはこれだけ:3つの手順で、今日から使えます
ステップ1:Claudeの有料プランに申し込む
Claude Codeは、無料のプランでは使えません。まずは個人向けのProで十分です。
| プラン | 料金(2026年10月20日に公式ページで確認) | 向いている人 |
|---|---|---|
| Pro | 月払いで月20ドル(年払いなら月17ドル) | まず試したい社長 |
| Max | 月100ドルから | 毎日たくさん頼むようになったら |
| Team | 1人あたり月25ドル(年払いなら月20ドル)から | 社員にも使ってもらう会社 |
どのプランにも、使える量の上限があります。上限は5時間ごとに戻り、週ごとの上限もあります。料金は変わることがあるので、申し込む前に公式の料金ページで確かめてください。
ステップ2:アプリを入れて、「Code」の画面でフォルダを開く
- Claudeのアプリを、パソコンに入れます(WindowsでもMacでも使えます)
- アプリの「Code」の画面を開きます
- デスクトップに「AIの作業場」のようなフォルダを作って、それを選びます。最初は、見られて困らない資料だけを入れておきます
黒い画面(ターミナル)は使いません。下の欄に、日本語で打つだけです。
ステップ3:最初の一言は「読んで、教えて」
いきなり作業を頼まず、まずは読んで説明してもらいます。Claude Codeを作った本人も、公式の動画で「最初は質問から始める」ことを勧めています。
このフォルダの資料を読んで、何が入っているか、やさしい言葉で教えてください。まだ何も書き換えないでください。
答えが返ってきたら、もう始められています。
そのまま使える頼み方
慣れてきたら、こんなふうに頼みます。どれも、評判の解説動画で実際に見せていた使い方です。
受け取り箱の請求書を、日付・取引先・金額・内容の一覧にして、Excelで開ける形で保存したいです。まず、どうやるかの計画を見せてください。
このフォルダのファイルを、種類と日付で仕分けたいです。動かす前に、どう仕分けるかの案を見せてください。ファイルは消さないでください。
今やった作業を、次から「請求書をまとめて」と言うだけで同じようにできる手順書(スキル)にしてください。
コツは2つです。パソコン博士TAIKIさんの動画のコメント欄で多くの人が支持していたのは、「〜してください」より「〜したい」と言うと、AIが案を出してくれるというコツでした。もう1つは、「まず計画を見せて」と添えることです。12本のうち9本の動画が、いきなり作業させずに先に計画を出させることを勧めていました。
慣れてきたら:あと3つの手順
ステップ4:「自己紹介カード」をAIに作ってもらう
Claude Codeは、フォルダの中の「CLAUDE.md」というファイルを、毎回最初に読みます。あなたと会社のことを書いておく、自己紹介カードのようなものです。12本のうち9本の動画が、これを置くことを勧めていました。自分で書かなくても、頼めば作ってくれます。
このフォルダの CLAUDE.md を作りたいです。私は社員10人ほどの会社の社長で、ここでは毎日の事務の仕事を手伝ってほしいです。返事は日本語で短く。1つずつ質問しながら作ってください。
最初は10行ほどで十分です。「許可なくファイルを消さない」という決まりも、ここに書いておきます。
ステップ5:うまくいった作業を「手順書(スキル)」にする
一度うまくいった作業は、「今の作業をスキルにして」と頼むと、次から一言で同じようにやってくれます。PIVOTの動画に出ていた方は、手順書を自分では1行も書いておらず、うまくいった作業を「スキルにして」と頼んでいるだけだと話していました。
ステップ6:予定表やメールとつなぐのは、慣れてから
予定表やメールとつなぐと、できることが一気に増えます。ただし、パソコン博士TAIKIさんとキノコードさんの動画は、「慣れてから、1つずつ」と勧めていました。メールは「下書きを作る」までにして、送るのは自分で押します。
気をつけること:この3つを守れば大丈夫です
1. 最初は「毎回確かめてもらう」設定のまま使う
Claude Codeは、作業の前に「このファイルを読んでもいいですか」「これを実行してもいいですか」と聞いてきます。最初は、この設定のまま使ってください。「何も聞かずに全部進める」設定もありますが、公式の説明でも、隔離した環境の中だけで使うものとされています。社長のふだんのパソコンでは使いません。
2. 消す・送る・払うは、人がやる
AIには、下書き・一覧・仕分けまでを任せます。自己紹介カードに「ファイルを消さない。メールを送らない。お金に関わる操作をしない」と書いておくと安心です。パスワードや口座番号は、AIとの会話に貼らないでください。
3. 会社の情報を、AIの学習に使わない設定にする
個人向けのプラン(Pro・Max)では、送った内容をAIの改良に使うかどうかを、設定で選べます。会社の仕事に使うなら、使わない設定にしておきます。会社向けのTeamプランは、初めから学習に使われません。
よくある質問
無料で試せますか?
Claude Codeは、無料のプランでは使えません。ふつうのチャットのClaudeは無料で試せるので、AIへの頼み方に慣れたいだけなら、まずはチャットから始める手もあります。
Windowsのパソコンでも使えますか?
使えます。公式の説明では、Windows 10(2018年秋以降の版)から、管理者の権限がなくても入れられるとされています。
社員にも使わせたいのですが?
会社向けのTeamプランが向いています。会社の情報が学習に使われず、メンバーごとに管理できます。PIVOTの動画では、メンバーごとに見られるフォルダを分ける(財務のフォルダを全員に見せない)ことも勧めていました。
AIに仕事を任せて、間違えたらどうしますか?
AIは間違えることがあります。だからこそ、最初は下書きや一覧など「人が最後に目で確かめられる仕事」から任せます。できたものを使う前に、必ず自分で確かめてください。
もっと詳しく知りたい方へ
会話が長くなったら、新しい会話にする
12本のうち8本の動画が勧めていたのが、話題が変わったら新しい会話にすることです。長い会話を続けると、AIが前のことを忘れやすくなります。
1回に頼むのは1つ
まとめて頼むと、どこで間違えたのかが分からなくなります。英語の初心者向けの解説動画(Futurepedia)は、「直すときは一度に1つ」と繰り返していました。
上限に達したら
「上限に達しました」と出たら、時間をおいて再開します。毎日たくさん使うようになったら、上のプラン(Max)を考えます。解説動画のコメント欄には、「Proではすぐ上限になる」という声もありました。
公式の説明書
まとめ:今日、まず「読んで、教えて」と打ってみてください
- Claude Codeは、アプリの「Code」の画面で、日本語で話しかけるだけで使える「AIの秘書」です
- 始めるにはProプラン(月20ドル)から。最初は「読む・まとめる」仕事を頼みます
- 「まず計画を見せて」と添え、消す・送る・払うは人がやる。これだけで安心して使えます
今日やることは1つだけです。フォルダを1つ作って、「このフォルダの資料を読んで、何が入っているか教えて」と打ってみてください。
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