ChatGPTとClaude、社長はどっちに課金すればいい? 公式で確かめた料金表と使い分け早見表、今日から使える頼み方3つ
2026年10月7日(更新 2026年10月18日)·長谷川 桂介

この記事で手に入るもの
- ChatGPTとClaudeの料金表(個人向け・会社向け。両社の公式ページで2026年10月18日に確認)
- 「何をしたいならどっち」がひと目で分かる使い分け早見表
- 社員5人で使うと月いくらになるかの計算例
- 社長の仕事にそのまま使える頼み方の文面3つと、AIに渡してはいけない情報の線引き
「AIを使ってみたいけれど、ChatGPTとClaude、どっちがいいの?」とよく聞かれます。
先に結論を言うと、どちらも無料で始められるので、両方に同じことを頼んでみて、しっくりきたほうに課金すればいいです。比べるのに10分もかかりません。有料版の入り口の値段も、どちらも月20ドルで同じです。
そのうえで、料金と、会社で使うときのプランの違い、私が両方を使ってきて感じている使い分けを書いておきます。
先に結論:使い分け早見表
| やりたいこと | まず試すなら | 理由 |
|---|---|---|
| とりあえず使ってみたい | どちらでも(両方無料) | 無料版で同じことを頼んで比べるのが一番早い |
| 画像を作りたい、声で話しかけたい | ChatGPT | 公式の料金ページで、無料版から画像作成と音声チャットが使える(回数に上限あり) |
| 長い資料や契約書を読ませたい、社内文書を書かせたい | Claude | 私の使い方での実感。長い文章の扱いがしっくりきている |
| 仕事の仕組みづくりを任せたい | Claude(Claude Code) | 私はAI秘書やメルマガの自動化をClaude Codeで作った。Proプランから使える |
| 社員みんなで使いたい | どちらも法人向けプラン | どちらも2人から契約でき、会社のデータを学習に使わないのが初期設定 |
「仕組みづくり」については、ChatGPT側にもCodexという道具があります。公式の料金ページでは、無料版から回数の上限つきで使え、Plusで使える量が広がる、とあります。私はClaude Codeしか使っていないので、この2つを比べたことはありません。
私はいま、ふだんの仕事ではClaudeを中心に使っています。ただ、これは私の使い方の話で、どちらが上という話ではありません。
料金表(個人向け)
2026年10月18日に、両社の公式ページで確かめた金額です。ドル建てなので、目安として1ドル=158円で計算した円の金額も並べました(2026年10月13日の日銀為替市況・午後5時の158円21〜22銭による。松井証券の掲載で確認。実際の請求額は為替と各社のルールで変わります)。
Claude(Anthropic)
| プラン | 月額(ドル) | 円の目安(1ドル=158円で計算) | ひとこと |
|---|---|---|---|
| Free | 0ドル | 0円 | ウェブ・デスクトップ・スマホで使える |
| Pro | 月払い20ドル/年払いなら月17ドル(200ドルを前払い) | 約3,160円/約2,690円 | Claude Code、プロジェクトが使える |
| Max | 100ドルから | 約15,800円から | Proの5倍か20倍の利用量から選ぶ |
出典:Claudeの料金ページ(2026年10月18日確認)。表示価格は税別、と書かれています。
ChatGPT(OpenAI)
| プラン | 月額(ドル) | 円の目安(1ドル=158円で計算) | ひとこと |
|---|---|---|---|
| 無料版 | 0ドル | 0円 | 画像作成や音声チャットも回数の上限つきで使える |
| Go | 未確認 | 未確認 | 公式の料金ページで国ごとに表示される。今回の確認では金額を読み取れなかった |
| Plus | 20ドル(月払い) | 約3,160円 | プロジェクト、カスタムGPTが使え、Codexの上限も広がる |
| Pro | 100ドル/200ドル/500ドルの3段階 | 約15,800円/約31,600円/約79,000円 | 利用量の多い人向け |
出典:ChatGPTの料金ページ、ヘルプ記事「What is ChatGPT Plus?」「About ChatGPT Pro tiers」(いずれも2026年10月18日確認)。
課金はどっち? と迷ったら、まずは無料版で1週間ほど両方を使い、毎日開いているほうに月20ドル、が一番むだのない選び方です。いきなりMaxやProの上位プランを選ぶ必要はありません。使っていて「上限に届いてしまう」と感じてから上げれば十分です。
会社で使うときのプランの違い
社員にも使ってもらうなら、個人向けではなく会社向けのプランが候補になります。公式ページで確かめられた範囲で並べます。
| Claude Team | ChatGPT Business | |
|---|---|---|
| 1人あたりの月額(標準の席) | 月払い25ドル/年払いなら月20ドル | 月払い25ドル/年払いなら月20ドル |
| 利用量の多い席 | プレミアム席:月払い125ドル/年払いなら月100ドル(標準の5倍) | プレミアム席:月払い125ドル/年払いなら月100ドル(標準の5倍) |
| 人数 | 2〜150人 | 2席から |
| 会社のデータの学習 | 初期設定で学習に使わない | 会社のワークスペースのデータは学習に使わない |
| 管理の機能 | 請求の一本化、管理者の設定、シングルサインオン(SSO) | 請求の一本化、ユーザー・役割・アクセスの管理、利用状況の確認 |
| 仕組みづくりの道具 | Claude Code、Claude Cowork | Codex |
もっと大きな会社向けには、どちらにもEnterpriseプランがあります。ClaudeのEnterpriseは1席月20ドル(年払い・20席から)に、使った分の利用料が加わる形です。ChatGPTのEnterpriseは料金が公開されておらず、営業への問い合わせになります。
出典:Claudeの料金ページ、OpenAIヘルプ「ChatGPT Business - Overview」「Managing billing and seats in ChatGPT Business」(いずれも2026年10月18日確認)。ChatGPT Businessの料金は「ほとんどの国で」この金額で、国や通貨によって変わることがある、とヘルプに書かれています。
社員5人で使うと月いくら?
標準の席を5人分、月払いで契約した場合の計算です。
- 25ドル × 5人 = 月125ドル(1ドル=158円で計算して約19,750円)
- 年払いにすると 20ドル × 5人 = 月100ドル相当(約15,800円)
ClaudeもChatGPTも、標準の席の値段は同じです。値段で決めるより、社員が実際に使ってみてしっくりきたほうを選ぶほうが、使われずに終わる心配が減ります。
個人向けプランとの一番大きな違いは、会社のデータを学習に使わないことが最初から決まっている点と、社員のアカウントや利用を会社側でまとめて管理できる点です。個人向けプランでも学習に使わない設定にはできます(両社とも料金ページで「オプトアウト」「無効化可能」と表示)が、社員一人ひとりに設定を任せることになります。
料金と機能は変わるのが早い
この記事の金額は、2026年10月18日に両社の公式ページで確かめたものです。AIの料金やプランは数か月で変わることがあります。契約する前に、上の出典のページで最新の金額を確かめてください。この記事も、変わったら更新します。
今日から使える頼み方3つ
どれも、そのままコピーして貼り付けて使えます。【 】の中だけ書き換えてください。両方に同じ文面で頼んでみると、違いがよく分かります。
1. 長いメールや資料を3行にしてもらう
次の文章を、社長が10秒で判断できるように3行でまとめてください。
最後に「私が返事をするべきこと」があれば1つだけ書いてください。
【ここに文章を貼る】
2. 言いにくいことを伝える文面を作ってもらう
取引先に、来月から価格を【5%】上げることを伝えるメールを書いてください。
相手とは【10年】の付き合いがあります。
丁寧だけれど、言い訳がましくならないようにしてください。
3. 自分の考えに反論してもらう
私は【営業担当を1人増やす】ことを考えています。理由は【問い合わせが増えているから】です。
この判断に対して、反対の立場から考えられる理由を3つ挙げてください。
3つ目は、私がいちばんよく使う頼み方です。社長に面と向かって反対してくれる人は、社内にはなかなかいません。AIなら遠慮なく反対意見を出してくれます。経営の相談相手としての使い方はAIを経営の壁打ち相手にする方法に詳しく書きました。
ほかの頼み方は、経営判断のプロンプト集、文章づくりのプロンプト集、営業のプロンプト集にまとめています。
AIに渡してはいけない情報
使い始める前に、ひとつだけ決めておいてください。
- お客様の個人情報(名前・住所・電話番号など)
- 社員の給与や評価
- 取引先から預かった、外に出してはいけない情報
個人向けのプランでは、入力した内容がAIの改良に使われる設定になっていることがあります。設定で外せますが、最初は「外に出て困る情報は入れない」と決めてしまうのが安全です。社員にも使ってもらう段階になったら、会社向けのプランを検討してください。
よくある質問
Q. 両方に課金する必要はありますか? A. 最初は要りません。無料版で比べて、毎日使うほうに課金すれば十分です。
Q. 無料版と有料版で何が違いますか? A. 一番の違いは、使える量と、使える機能です。Claudeは有料のProからClaude Codeが使えます。ChatGPTは有料のPlusからプロジェクトやカスタムGPTが使え、Codexの使える量も広がります(どちらも公式の料金ページで確認)。
Q. 日本円で払えますか? A. 料金ページの表示はどちらもドルです。ChatGPTのヘルプには、一部の国では現地の通貨で請求できる、と書かれています。日本円で請求されるかどうかは、今回は確かめていません。
Q. 会社で使うなら、まず何人分契約すればいいですか? A. どちらも2人から契約できます。まずは社長と、一番使いそうな社員の2人で始めて、使い方が固まってから増やすのが、むだのない始め方です。会社への入れ方の順番はAI導入の進め方にまとめています。
Q. ほかの会社はどのくらい使っているのですか? A. 日本での利用の広がりはAIを使っている人はどのくらい?、会社の導入の割合は企業のAI導入率まとめで、調査の数字を並べています。
まとめ
- ChatGPTもClaudeも無料で始められる。有料の入り口はどちらも月20ドル(2026年10月18日確認)
- 画像や音声ならChatGPT、長い文章や仕組みづくりならClaude、から試すとよい。迷ったら両方の無料版で同じことを頼む
- 会社で使うなら、どちらも1人月25ドル(月払い)の法人向けプランが2人から。会社のデータを学習に使わないのが初期設定
- お客様や社員の個人情報は入れない、と最初に決めておく
うちの会社なら、どこからAIを入れるべきか
社員数や業種をうかがったうえで、最初に手をつけると効果が出やすい業務と進め方をお伝えします。まだ何も決まっていなくて構いません。
無料でAI導入の相談をするすぐ使えるAI時短術の記事
社員にAIを使わせる前に決める社内ルール|A4一枚で始められるガイドラインのひな形つき【中小企業向け】
社員がAIを安心して使えるようにするには、最初に「使ってよい道具」「入れてはいけない情報」「最後に誰が確かめるか」の3つを決めておくのが近道です。小さな会社でもA4一枚で始められる、社内ルールのひな形と決め方をまとめました。
2026年10月18日

採用の作業をAIで減らす方法|求人票・応募者への連絡・面接の質問がすぐ下書きできる手順【中小企業向け】
求人票の下書き、応募者への連絡文、面接の質問づくりは、AIに任せると早く終わります。そのまま使える頼み方の文面と、採用でAIを使うときに守るべき線引きをまとめました。合否を決めるのは人です。
2026年10月18日

メールの返信をAIで下書きする方法|要点を3つ伝えるだけで、失礼のない返信がすぐできる【中小企業向け】
返信に時間がかかるのは、文章を考える部分です。返事の中身だけを自分で決めて、言い回しはAIに下書きさせると、返信がぐっと早くなります。そのまま使える頼み方の文面と、送る前に見るところをまとめました。
2026年10月18日
