日本人の生成AI利用率は何%? 調査7本で見る、仕事での利用と海外との差
生成AIを使ったことがある日本人は58.8%で、1年前の26.7%から倍以上に増えました。正社員の仕事での利用は54.3%です。ほかの調査では51%、54.7%という数字もあります。日本と米国の主な調査7本を、誰に何を聞いた数字なのかが分かる表にまとめ、米国・ドイツ・中国との差も見ていきます。
この数字から分かること
- 生成AIを使ったことがある日本人は58.8%。1年で倍以上に増えた。ほかの調査でも51〜55%と、過半数が使っている
- 正社員で仕事に使っている人は54.3%。半年で12.4ポイント増えた
- それでも米国・ドイツ(75.6%)、中国(93.6%)には届いていない。ただし1年間の伸びは日本が最も大きい
- ChatGPTの週間利用者は世界で9億人
調査ごとの比較表
| 調査名 | 発行者 | 調査時期 | 対象(範囲・母数) | 何を数えたか | 数字 | 出典 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和8年版 情報通信白書 | 総務省 | 2025年度調査(時期は白書に記載なし) | 日本の15歳以上の個人 | 生成AIサービスを使っている、または過去に使ったことがある | 58.8%(20歳以上では52.2%) | 総務省 |
| 2025年-2026年 生成AI利用意識・行動調査 | NTTドコモ モバイル社会研究所 | 2026年2月 | 全国15〜69歳の7,223人 | 生成AI(対話・検索・画像生成など)を1つ以上利用 | 51%(仕事・学業での利用は38%) | モバイル社会研究所 |
| 生成AIサービス利用動向に関する調査 | ICT総研 | 2026年2月 | インターネット利用者2,024人 | 直近1年以内に生成AIサービスを利用 | 54.7% | ICT総研 |
| 生成AIとはたらき方に関する実態調査 | パーソル総合研究所 | 2025年10月 | 全国の就業者1万9,855人(パート・自営業なども含む) | 仕事で生成AIを使っている | 32.4% | パーソル総合研究所 |
| AI環境における人材とマネジメントに関する定量調査 | パーソル総合研究所 | 2026年4〜5月 | 正社員3,300人 | 仕事で生成AIを使っている | 54.3% | パーソル総合研究所 |
| About half of U.S. adults now use AI chatbots | Pew Research Center | 2026年2月 | 米国の成人 | AIチャットを使う | 49% | Pew Research Center |
| 34% of U.S. adults have used ChatGPT | Pew Research Center | 2025年2〜3月 | 米国の成人5,123人 | 仕事でChatGPTを使う就業者 | 28% | Pew Research Center |
出典:各調査の公表ページ。モバイル社会研究所とICT総研の数字は、2026年10月18日に発表ページを開いて確認しました。ほかは2026年10月13日に確認しています。
なぜ数字が32〜59%とばらつくのか
「日本人の何%が生成AIを使っているか」も、調査によって数字が変わります。理由は主に3つです。
- 誰に聞いたか:15歳以上全体(総務省)、15〜69歳(モバイル社会研究所)、ネットを使う人(ICT総研)、働く人全体(パーソルの32.4%)、正社員だけ(パーソルの54.3%)と、対象が違います。同じ「仕事での利用」でも、パートや自営業まで含めると32.4%、正社員に限ると54.3%です
- いつまでさかのぼるか:「過去に一度でも使った」(総務省)と「直近1年以内」(ICT総研)では、数える範囲が違います
- 何に使ったか:生活での利用も含めるか、仕事だけかで変わります。モバイル社会研究所の調査では、全体の51%に対し、仕事・学業での利用は38%でした
どの調査でも共通しているのは、1年前に比べて大きく伸びていることです(総務省は26.7%→58.8%、モバイル社会研究所は27%→51%、ICT総研は29.0%→54.7%)。
日本人の利用率
使ったことがある人:58.8%
58.8%
何らかの生成AIサービスを使っている(または使ったことがある)日本人は58.8%でした。前年度の調査では26.7%だったので、1年で倍以上になっています。
なお、今回の調査から15〜19歳も対象に加わっています。前年と同じ20歳以上に限ると52.2%です。
出典:総務省「令和8年版 情報通信白書」(2026年7月24日公表)
ほかの調査でも過半数:51%、54.7%
全国の15〜69歳7,223人に聞いた調査では、生成AIの利用率は前年の27%から51%に増え、ほぼ倍になりました。使い道で分けると、プライベートでの利用は46%、仕事・学業での利用は38%でした。
出典:NTTドコモ モバイル社会研究所「生成AI利用率、過半数に。1年で急増」(2026年4月6日公表。調査は2026年2月。2026年10月18日に確認)
インターネット利用者2,024人に聞いた調査では、直近1年以内に生成AIサービスを使った人は54.7%でした。前回の調査(4,290人)の29.0%から25.7ポイント増えています。
出典:ICT総研「生成AIサービス利用動向に関する調査」(2026年2月20日公表。調査は2026年2月。2026年10月18日に確認)
海外との比較
| 国 | 生成AIの利用経験 |
|---|---|
| 中国 | 93.6% |
| 米国 | 75.6% |
| ドイツ | 75.6% |
| 日本 | 58.8% |
日本はいちばん低いものの、1年間の伸びは4か国の中で日本が最も大きくなっています。
出典:総務省「令和8年版 情報通信白書」(2026年7月24日公表)
仕事で使っている人
54.3%
正社員のうち、仕事で生成AIを使っている人は、2025年10月の41.9%から2026年5月には54.3%に増えました。半年で12.4ポイントの伸びです。週4日以上使うヘビーユーザーも、15.6%から21.1%に増えています。
出典:パーソル総合研究所「AI環境における人材とマネジメントに関する定量調査」(2026年7月22日公表。正社員3,300人が回答)
パートや自営業なども含む就業者全体で見ると、2025年10月時点で仕事に生成AIを使っている人は32.4%でした。推計で約1,840万人にあたります。業種別では情報通信業が61.3%、職種別ではIT・開発職が64.5%と突出しています。
出典:パーソル総合研究所「生成AIとはたらき方に関する実態調査」(2026年2月3日公表)
世界の利用の広がり
ChatGPTの週間利用者:9億人
9億人
OpenAIは、ChatGPTの週間利用者が9億人、有料会員が5,000万人に達したと発表しました(2026年2月)。2025年10月時点では8億人でした。
出典:OpenAIの発表を伝えたTechCrunch(2026年2月27日)
3年で人口の53%に広がった
生成AIは、登場から3年以内に人口の53%に広がりました。
出典:Stanford HAI「The 2026 AI Index Report」(2026年4月公表)
米国では成人の約半数がAIチャットを使う
| 項目 | 割合 | 出典 |
|---|---|---|
| AIチャットを使う米国の成人 | 49%(2024年は33%) | Pew Research Center(2026年6月、2026年2月の調査) |
| 仕事でChatGPTを使う米国の就業者 | 28%(2年で20ポイント増) | Pew Research Center(2025年6月25日) |
経営者の81%が「1年半以内にAIエージェントを組み込む」
81%
31か国の働く人3万1,000人を対象にした調査で、経営者の81%が、今後12〜18か月のうちにAIエージェントを自社にある程度以上組み込むと答えました。
出典:Microsoft「2025 Work Trend Index」(2025年4月23日)
社長にとっての意味
- 社員の半分以上は、もう仕事でAIを使い始めています。会社がルールと道具を用意すれば、その力をそのまま会社の成果にできます。用意しないと、社員は個人のアカウントで使います
- 「うちの社員には無理」と思う前に、一度聞いてみる価値があります。思っている以上に使っている社員がいるかもしれません
- 日本は海外より利用率は低いものの、伸びは最も速い。社員が使い慣れてきた今は、会社として始めやすいタイミングです
- 会社としての始め方は、中小企業のAI導入の進め方にまとめています
関連ページ
- 中小企業のAI導入の進め方
- 中小企業のAI導入率は何%?(会社としての導入)
- AI導入の壁は何?(使わない理由も載せています)
- ChatGPTとClaude、社長はどっちを使えばいい?
- 仕事でのAIの使い方について、第一人者の発言
- AIエージェントについての発言
よくある質問
日本人の生成AI利用率は何%ですか?
総務省の調査では、生成AIを使っている、または使ったことがある日本人は58.8%でした(20歳以上では52.2%)。ほかの調査でも、モバイル社会研究所が51%、ICT総研が54.7%と、過半数になっています。
仕事で生成AIを使っている人はどのくらいですか?
正社員では54.3%です(パーソル総合研究所、2026年5月)。パートや自営業なども含む就業者全体では32.4%でした(同、2025年10月)。
日本は海外より遅れていますか?
個人の利用経験は、日本が58.8%で、米国とドイツの75.6%、中国の93.6%より低くなっています。ただし、1年間の伸びは4か国の中で日本が最も大きくなっています。
1年でどのくらい増えましたか?
総務省の調査では26.7%から58.8%、モバイル社会研究所の調査では27%から51%、ICT総研の調査では29.0%から54.7%と、どの調査でも1年でほぼ倍になっています。
ChatGPTを使っている人は世界で何人ですか?
OpenAIの発表では、ChatGPTの週間利用者は9億人(2026年2月)です。2025年10月時点では8億人でした。
このページの数字の引用について
このページの数字や表は、出典として「社長のAIの教科書『日本人の生成AI利用率は何%?』(https://kyokasho.jp/ai/data/usage/)」と元の調査名を書いていただければ、引用・転載してかまいません。数字は、元の調査の「誰に何を聞いたか」と一緒に使ってください。
情報は2026年10月18日時点のものです。数字と発言は、それぞれの出典を開いて確かめたものだけを載せています。 予測は発言した人の見通しであり、そのとおりになることを保証するものではありません。 詳しくは各出典をご確認ください。
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