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経営判断に使えるAIプロンプト集|社長の壁打ちにそのまま使える頼み方10選【コピーして使える】

最終更新

社長の判断は、相談できる相手が社内に少ないものです。反対意見を出させる、選択肢を比べる、稲盛さんの考え方で問い直すなど、ChatGPTやClaudeを壁打ち相手にする頼み方を10個まとめました。コピーして【 】の中を書き換えるだけで使えます。

この頼み方集の使い方

下の文面は、そのままChatGPTやClaudeに貼り付けて使えます。【 】の中だけを、自分の会社に合わせて書き換えてください。社員の名前、お客様の名前、外に出していない数字などは入れず、「Aさん」「取引先B社」「売上は約1億円」のようにぼかして書けば十分に相談できます。AIの答えは考えを整理するための材料です。決めるのは社長自身なので、うのみにせず、大事な判断は信頼できる人や専門家にも確かめてください。

1. 自分の考えに反対意見を出してもらう

やろうと決めかけていることがあるときに使います。社長に面と向かって反対してくれる人は、社内にはなかなかいません。

私は【営業担当を1人増やす】ことを考えています。理由は【問い合わせが増えているから】です。
この判断に対して、反対の立場から考えられる理由を3つ挙げてください。
それぞれ「どうなったら反対意見のほうが正しかったと分かるか」も書いてください。

うまく使うコツ:反対意見を読んでも考えが変わらなければ、それは自信を持っていい判断です。もとの文面はChatGPTとClaudeの選び方の記事で紹介したもので、私がいちばんよく使う頼み方です。

2. 迷っている2つの案を比べてもらう

A案とB案のどちらにするか、頭の中で行ったり来たりしているときに使います。

次の2つの案で迷っています。

A案:【既存のお客様向けに新しいサービスを始める】
B案:【新しい地域に営業所を出す】

会社の状況:【社員10人、売上は約2億円、手元資金は月商の3か月分ほど】

次の表にして比べてください。
・かかるお金と時間
・うまくいったときに得られるもの
・うまくいかなかったときに失うもの
・今の社員でできるか
最後に、どちらを選ぶかを決めるために、私が自分で確かめるべきことを3つ挙げてください。

うまく使うコツ:AIに「どちらがいいか」を決めさせるのではなく、比べる物差しをそろえてもらうのが目的です。最後の「確かめるべきこと」が一番役に立ちます。

3. 決める前に、見落としている質問を出してもらう

判断の材料がそろったつもりでも、聞くべきことを聞いていないことがあります。

私は【来年の春に、主力商品の価格を見直す】ことを決めようとしています。
決める前に考えておくべき質問を、次の立場ごとに3つずつ出してください。
・お客様
・社員
・取引先
・銀行
私がまだ答えを持っていなさそうな質問には、印を付けてください。

うまく使うコツ:出てきた質問に、自分で答えを書いてみてください。答えに詰まったところが、まだ詰め切れていない部分です。

4. やめどきを先に決めておく

新しいことを始めるときに、「どうなったら見直すか」を先に決めておくと、続けるか迷ったときに楽になります。

【ネット通販を始める】ことにしました。
始める前に「見直しのライン」を決めておきたいです。

・始めて【6か月】たったときに、見るべき数字を3つ挙げてください
・それぞれ、どのくらいなら続ける・やり方を変える・やめる、の目安を一緒に考えてください
・目安の数字は、私が自分の会社の状況で決め直す前提で、仮の値として出してください

うまく使うコツ:AIが出した数字はあくまで仮の値です。自分の会社の数字に置き換えて、紙に書いて残しておきます。

5. 稲盛さんならどう考えるか、で問い直す

自分の判断を、尊敬する経営者の考え方に照らしてみたいときに使います。

【値上げをお客様にどう伝えるか】迷っています。
稲盛和夫さんの著書などで広く知られている考え方のうち、この悩みに関係しそうなものを2〜3つ挙げてください。

・それぞれ、どの本に書かれている考え方かを示してください
・確かでないものは「確かではない」と書いてください。言っていないことを作らないでください
・その考え方に照らすと、私の悩みはどう整理できるかを書いてください

うまく使うコツ:AIに「稲盛さんになりきって」と頼むと、実際には言っていないことをもっともらしく話すことがあります。出典を示させ、気になったら本で確かめてください。手元の本をAIに読ませて相談相手にした話はこちらの記事に書きました。

6. 頭の中のもやもやを整理してもらう

考えがまとまらないまま、話し言葉でだらだらと書いたメモを整理してもらいます。

次は、私が考えていることを思いつくまま書いたメモです。
これを読んで、次の3つに分けて整理してください。

・私が本当に決めたいこと(1つに絞る)
・決めるために足りない情報
・気にしているけれど、今は決めなくていいこと

【ここにメモを貼る】

うまく使うコツ:メモはきれいに書かなくてかまいません。スマホの音声入力で話したものを貼るだけでも整理してくれます。

7. 新しい事業のアイデアを質問攻めにしてもらう

思いついたアイデアを、厳しめの聞き手に話してみたいときに使います。

あなたは、中小企業の新規事業を何百件も見てきた相談役です。
私のアイデアを聞いて、遠慮せずに質問をしてください。

アイデア:【地元の飲食店向けに、仕入れの代行サービスを始める】

・質問は1回に1つずつ
・私が答えたら、その答えを踏まえて次の質問をする
・10問ほど終わったら、このアイデアの強いところと弱いところをまとめる

うまく使うコツ:1問ずつやり取りするのがポイントです。一度に質問を全部並べられるより、自分の答えの甘さに気づきやすくなります。

8. 社員に方針を伝える前に、受け取り方を想像してもらう

大きな方針を社員に伝える前に、どう受け取られそうかを確かめておきます。

来月の朝礼で、社員に次の方針を伝えます。

【ここに伝えたい内容を貼る】

社員はベテランと若手が半々、パートの方も【3人】います。
・それぞれの立場の人が、どこで不安に思いそうかを挙げてください
・その不安に先に答えるために、話に足したほうがいいことを書いてください
・私の言い方で、誤解されそうなところがあれば教えてください

うまく使うコツ:社員の名前や個人の事情は入れず、「ベテラン」「入社1年目」くらいの書き方で十分です。

9. 年間の目標を、毎月やることに分けてもらう

目標は決めたものの、日々の行動につながっていないときに使います。

今期の目標は【売上を前の年より10%増やす】ことです。
今の状況:【既存のお客様からの売上が8割、新しいお客様が2割】

この目標を、
・3か月ごとに達成していたい状態
・毎月やること
・誰が担当するか(「営業」「社長」のように役割で)
に分けてください。
無理がありそうなところは、無理だと書いてください。

うまく使うコツ:「無理なところは無理と書いて」と入れておくと、AIが都合のいい計画だけを並べるのを防げます。

10. 決めたことを1枚のメモにまとめる

判断を下したあと、なぜそう決めたかを残しておくために使います。あとで振り返るときに役立ちます。

次の内容で決めました。あとで振り返れるように、1枚のメモにまとめてください。

・決めたこと:【】
・決めた理由:【】
・ほかに考えた案と、選ばなかった理由:【】
・うまくいっているかを確かめる日と、見る数字:【】

文章は短く、箇条書きで。

うまく使うコツ:半年後にこのメモを読み返すと、判断のくせが見えてきます。決めた日付も必ず入れておきます。

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