孫正義の発言録
孫正義「AIの攻撃が氾濫する。最先端AIで守り抜く」|OpenAI共催イベント(2026年6月)
この記事について:孫正義氏が公の場で語った内容を、社長のAIの教科書の運営者がソフトバンク・SB OAI Japan・ソフトバンクグループ・OpenAI 法人向け特別イベントの動画・記録を視聴し、要点を編集してまとめたものです。当サイトが孫正義氏に取材したものではありません。題や本文の「」は発言の要約で、原文どおりではありません。出典はページの下と「元の出演」にあります。
OpenAIと共催した法人向けイベントで、孫氏はAIを使ったサイバー攻撃の増え方を数字で示し、「今後、最先端AIを使ったサイバー攻撃が氾濫する。最先端AIで守り抜きたい」と述べました。ソフトバンクの自社システムをAIで診断して1万500件の脆弱性が見つかったことも示し、OpenAIの技術を使った防御サービスにつなげています。
- いつ
- 2026年6月16日
- どこで
- ソフトバンク・SB OAI Japan・ソフトバンクグループ・OpenAI 法人向け特別イベント(動画)
- 元の出演
- 動画を見る
- 確認
- 本人の発信・公式の記録で確認
- テーマ
- リスク・規制、企業の使い方、日本
何を語ったか
- 2026年6月16日、孫氏はソフトバンク、SB OAI Japan、OpenAIと共催した法人向けイベントで、サイバー攻撃をテーマに発表しました。空港やインターネットバンキング、病院などへの攻撃でサービスが止まったり情報が流出したりした例を並べ、脅威が広がっていると訴えています
- 発表資料では、1企業あたりの週平均のサイバー攻撃件数が2023年の1,162件から2025年の1,968件に増え、侵入から被害が広がるまでの平均時間は62分から29分に縮んだと示しました。世界のサイバー犯罪の被害額は2015年の約500兆円(3兆ドル)から2025年には約1,700兆円(10.5兆ドル)と、10年で3倍になったとしています
- ソフトバンク自身も、2025年度には偵察行為が月3億件、不正侵入の試みが月6万件、DDoS攻撃が月2,800件あったと明かしました
- 最先端のAIモデルで自社の700のシステムを診断したところ、1万500件の脆弱性が見つかったと示しています
- そのうえで、OpenAIと組んで、脆弱性の診断から修正(パッチ)までを請け負う「Patching as a Service」を、重要インフラを支える企業約3,000社に向けて提供すると紹介しました。公式発表では、孫氏の言葉として「今後、最先端AI活用のサイバーアタックが氾濫する。我々は最先端AIで守り抜きたい」と載せています
社長にとってのポイント
AIは攻める側の手間も大きく減らすため、「うちのような小さな会社は狙われない」という前提が通じにくくなります。侵入から被害が広がるまでの時間が30分ほどに縮んでいるなら、気づいてから対策を考えるのでは間に合いません。まずは、社外から見えているサーバーやホームページ、VPN機器、古いままのソフトを一覧にし、更新が止まっているものがないかを取引先のIT業者と点検してください。点検の日を年に2回決めておくだけでも、守りの水準は上がります。
あわせて、社員がメールの添付やリンクを開く前に立ち止まれるよう、怪しいメールを受け取ったときの連絡先を1つに決めておくと、攻撃の数が増えても初動が遅れにくくなります。
背景
同じイベントでは、ソフトバンクの宮川潤一社長も発表しました。公式発表によると、新しいサービスはOpenAIの技術とソフトバンクの運用の知見を組み合わせたもので、SB OAI Japanが国内で順次提供します。翌月のSoftBank World 2026でも、孫氏は1万500件の脆弱性の話を取り上げ、6月以降に診断した63社で脆弱性ゼロの会社は1社もなかったと明かしています。イベントの動画には字幕がないため、このページの内容は、ソフトバンクグループが公開している孫氏の発表資料と公式発表で確かめたものです。
出典:ソフトバンクグループ株式会社「ソフトバンク、SB OAI Japan、ソフトバンクグループおよびOpenAIによる法人向け特別イベント(2026年6月16日開催)」(2026年6月16日開催)/ソフトバンクグループ 動画配信・プレゼンテーション資料/ソフトバンクグループ プレスリリース「Patching as a Service」提供開始(2026年6月16日)
このページは、孫正義氏が公の場で話したり書いたりした内容を、社長のAIの教科書の運営者が確かめて要約・編集したものです。 当サイトが孫正義氏に取材したものではなく、孫正義氏やその所属先とこのサイトは関係がありません。正確な言い回しは、上の「元の出演」でご確認ください。
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