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松尾豊の発言録

松尾豊「DeepSeekで『GPU不要』は短絡的」|日経シンポジウム(2025年2月)

この記事について:松尾豊氏が公の場で語った内容を、社長のAIの教科書の運営者がNIKKEI生成AIコンソーシアム 2025年シンポジウム 基調講演(日経BizGateの講演録)についての報道記事を読み、要点を編集してまとめたものです。当サイトが松尾豊氏に取材したものではありません。題や本文の「」は発言の要約で、原文どおりではありません。出典はページの下と「元の出演」にあります。

松尾豊「DeepSeekで『GPU不要』は短絡的」|日経シンポジウム(2025年2月)

日本経済新聞社主催のシンポジウムの基調講演です。松尾氏は、中国のDeepSeekが少ないGPUで作られたことから「GPUはもう不要」と言われた点について、学習費用の数字は最後の1回分だけを指したもので、そこだけ取り出すのは短絡的だと述べました。今後の動きとして、AIエージェント、AIロボット、AGIを挙げています。

いつ
2025年2月6日
どこで
NIKKEI生成AIコンソーシアム 2025年シンポジウム 基調講演(日経BizGateの講演録)(講演)
元の出演
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テーマ
AI企業の競争、AIインフラ・投資、AIエージェント、AGI・超知能

何を語ったか

  • 2025年2月6日のNIKKEI生成AIコンソーシアムのシンポジウムで、松尾氏は基調講演を行いました
  • 東大の数学の試験問題をDeepSeekに解かせたところ、2025年1月公開の「DeepSeek R1」は7分間考えたうえで正解したと紹介しました
  • 少ないGPUで学習されたのは2024年12月公開の「DeepSeek v3」で、R1はそれを強化学習で賢くしたもの、そもそも強化学習にはあまりGPUは要らない、と整理しました
  • v3の学習費用が560万ドルとされる点については、最後の1回の学習コストだけを指したもので、その前に何十回・何百回と試行錯誤しているはずだと指摘しました。DeepSeekに悪意があったわけではないだろうとしつつ、そこだけ取り出して「GPUはもう不要」というのは短絡的だと述べています
  • 今後の動きとして、コンピューターの操作をAIが代わりに行う「AIエージェント」、洗濯物を畳むといった動作をするAIロボット、そして人間を超える知性を持つAGIを挙げました。AGIについては定義も時期もまちまちだとしたうえで、潜在的な市場が大きいことは間違いなく、競争力をつけることが日本全体にとって重要だとしています

社長にとってのポイント

AIの世界では「〇〇が出たから△△はもう要らない」という話が大きく報道されがちです。松尾氏の説明は、数字の前提(何の費用か、1回分か全体か)を確かめないと判断を誤る、という教訓になります。AIの導入や関連する投資を判断するときは、見出しではなく、その数字が何を指しているかを担当者や取引先に一度確認してから決めると安全です。

また、松尾氏が挙げた「AIエージェント」は、ネット検索からカートに入れるところまで自動で行うような使い方です。発注や手配の定型作業が多い会社ほど、早めに試す価値があります。

背景

このシンポジウムは日本経済新聞社の主催で、テーマは「進化する生成AI〜人間との共生、生産性の向上」でした。記事によると松尾氏はこのシンポジウムの恒例の登壇者です。講演録は2025年3月19日に日経BizGateで公開されました。

中国のオープンなモデルについては、2025年12月のテレ東BIZの番組でも、技術の進展が停滞するとオープンソースが追いついてくる、という見方を示しています。

出典:日経BizGate「東大・松尾教授が語る 『ディープシーク』本当の評価」(2025年3月19日)

このページは、松尾豊氏が公の場で話したり書いたりした内容を、社長のAIの教科書の運営者が確かめて要約・編集したものです。 当サイトが松尾豊氏に取材したものではなく、松尾豊氏やその所属先とこのサイトは関係がありません。正確な言い回しは、上の「元の出演」でご確認ください。

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