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ユヴァル・ノア・ハラリの発言録

ハラリ「何もしなければAI帝国の属国になる」|The Rest Is Politics(2026年9月)

この記事について:ユヴァル・ノア・ハラリ氏が公の場で語った内容を、社長のAIの教科書の運営者が英ポッドキャスト「The Rest Is Politics」(聞き手:ロリー・スチュワート)の動画・記録を視聴し、要点を編集してまとめたものです。当サイトがユヴァル・ノア・ハラリ氏に取材したものではありません。題や本文の「」は発言の要約で、原文どおりではありません。出典はページの下と「元の出演」にあります。

動画:英ポッドキャスト「The Rest Is Politics」(聞き手:ロリー・スチュワート)(YouTube)。押すと、このページで再生されます。

英国の人気政治ポッドキャストで、英国政府で働いた経験を持つロリー・スチュワート氏と対談しました。ハラリ氏は、英国のような国はAIを握る米国の「属国」になる危険があるとし、属国を受け入れる、自国でAIを作る、欧州と共同で作る、の3つの選択肢を示しました。何もしないことが最悪で、企業の言う「不可避」は政治を否定する言葉だと述べています。

いつ
2026年9月18日
どこで
英ポッドキャスト「The Rest Is Politics」(聞き手:ロリー・スチュワート)(動画)
元の出演
動画を見る
確認
本人の発信・公式の記録で確認
テーマ
AI企業の競争、AIインフラ・投資、リスク・規制

何を語ったか

  • スペインの征服者を前にしたアステカ帝国のように、まったく新しいものに直面すると、頭では分かっても「腹」が受け入れない、と述べました。コロナの初期の自分もそうだったと振り返っています
  • 経済も軍事も米国のAIの仕組みで動き、米国がボタン1つで止められるなら、その国はもう独立国ではないと述べました。数年のうちに現実になりうる脅威だとしています
  • 英国の選択肢は3つだと整理しました。米国の属国になることを受け入れる、約5,000億ポンドをかけて自国のAIを作る、欧州と共同で作る、です。どれにも代償があり、選択肢を示して国民に選ばせるのが政治の仕事で、何もしないのが最悪だとしています
  • 競争の場にいなければ規制もできない、と指摘しました。19世紀のズールー王国が産業革命を規制しようとしても無理だったのと同じだとしています
  • AI企業が言う「不可避だ」という言葉は、選択肢がない、つまり政治の出番がないという意味になると批判しました。歴史は決まっておらず、選択の余地を作るのが政治家の仕事だと述べています
  • 市場の巨額の投資は「神のような力を持つものを作り、それが言いなりになる」という前提に立っており、理屈が合わないと指摘しました。10年後、人は理解できない金融システムに暮らしを決められる「牛」のような立場になりうるとも述べています

社長にとってのポイント

国の「属国」の話は、会社にもそのまま当てはまります。基幹業務を1社のAIサービスに頼りきると、料金や条件が変わっても受け入れるしかなくなります。社長としては、ハラリ氏が国に求めたのと同じように、「1社に任せる」「複数を使い分ける」「自社のデータと手順を手元に残す」といった選択肢を並べ、代償を比べたうえで選ぶことが大切です。何も決めずに流されるのが、いちばん高くつく道です。

背景

聞き手のスチュワート氏は、コロナの初期に英国政府の中にいた経験を番組で語っています。人を「牛」にたとえる話は、翌月のチェコのテレビでの発言で大きく報じられました(ČT24のインタビュー)。

出典:The Rest Is Politics(YouTube)「The Greatest Threat Humans Just Can't Stomach|with Yuval Noah Harari」(2026年9月18日公開)

このページは、ユヴァル・ノア・ハラリ氏が公の場で話したり書いたりした内容を、社長のAIの教科書の運営者が確かめて要約・編集したものです。 当サイトがユヴァル・ノア・ハラリ氏に取材したものではなく、ユヴァル・ノア・ハラリ氏やその所属先とこのサイトは関係がありません。正確な言い回しは、上の「元の出演」でご確認ください。

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