ユヴァル・ノア・ハラリの発言録
ハラリ「このままなら10年でAIが主導権を握る」|The Economist(2026年8月)
この記事について:ユヴァル・ノア・ハラリ氏が公の場で語った内容を、社長のAIの教科書の運営者がThe Economist「Insider」(聞き手:ザニー・ミントン・ベドーズ編集長)の動画・記録を視聴し、要点を編集してまとめたものです。当サイトがユヴァル・ノア・ハラリ氏に取材したものではありません。題や本文の「」は発言の要約で、原文どおりではありません。出典はページの下と「元の出演」にあります。
英The Economistの編集長によるインタビューです。ハラリ氏は、今の流れが続けば10年でAIは人より賢くなり主導権を握るが、それは不可避ではなく「2026年の今はまだ人が主導権を持っている」と述べました。信頼は人からAIへ移りつつあると指摘し、AIの法人格の禁止と、AIが人や意識のあるふりをすることの禁止を政治家に求めました。
- いつ
- 2026年8月(YouTubeでの全編公開は8月26日)
- どこで
- The Economist「Insider」(聞き手:ザニー・ミントン・ベドーズ編集長)(動画)
- 元の出演
- 動画を見る
- 確認
- 本人の発信・公式の記録で確認
- テーマ
- AGI・超知能、リスク・規制、経済・お金
何を語ったか
- 今の加速が続けば、10年でAIは人より賢くなり主導権を握る可能性が高いと述べました。ただし不可避ではなく、「2026年の今はまだ人が主導権を持っており、何をするかは私たちの決定だ」としています。「不可避だ」という語りは、作る側の責任を免れさせるものだと批判しました
- お金は見知らぬ者どうしの信頼の仕組みだとし、その信頼が人からAIへ移りつつあると指摘しました。人間の記者や編集者は信じないのに、SNSのアルゴリズムは信じる人が増えているとしています
- AIは「親密さを大量生産」できるようになったと述べました。自分の偽の講演動画が出回り、本人でも偽物と見抜くのに1分半かかったと明かしています
- 今のAIは知能はあっても、喜びや悲しみを感じる意識はないとの考えを示しました。ただし、意識があるふりはとても上手で、AIの恋人を売る会社にはそうさせる商売上の動機があるとしています
- 政治家に求めることとして、AIに法人格を与えることの禁止と、AIが人間や意識のある存在のふりをすることの禁止を挙げました。医療相談などでAIを使うのはよいが、AIだと分かったうえで、という条件付きだとしています
- 業界関係者から、安全と性能への投資の比率は1対100くらいだと聞いた(本人は「確かめてほしい」と前置き)と述べ、薬の会社なら許されないと指摘しました。開発を止めるのではなく、責任ある形で少しゆっくり進めるべきだとしています
社長にとってのポイント
ハラリ氏は、医療などAIの良い面は「とてつもなく大きい」と認めたうえで、「AIだと分かって使う」ことを条件にしています。社長が自社で守れるのは、まさにこの点です。お客様とのやり取りにAIを使うときは、人のふりをさせず、AIであることを伝えたうえで、必要なときは人に代われる窓口を用意しておくと、信頼を保ちながら効率化できます。自分や社員の偽動画・偽音声が出回る可能性にも備え、取引先への連絡方法を決めておくと安心です。
背景
インタビューは、The Economistの会員向け番組「Insider」として先に公開され、のちにYouTubeで全編が公開されました。安全投資の比率は、7月の講演でも「100対1」と述べています(EDPの対談)。
出典:The Economist(YouTube)「The full-length interview with Yuval Noah Harari」(2026年8月26日公開)
このページは、ユヴァル・ノア・ハラリ氏が公の場で話したり書いたりした内容を、社長のAIの教科書の運営者が確かめて要約・編集したものです。 当サイトがユヴァル・ノア・ハラリ氏に取材したものではなく、ユヴァル・ノア・ハラリ氏やその所属先とこのサイトは関係がありません。正確な言い回しは、上の「元の出演」でご確認ください。
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