安野貴博の発言録
安野貴博「使いこなす=プロンプト上手ではない」|本人YouTube(2026年7月)
この記事について:安野貴博氏が公の場で語った内容を、社長のAIの教科書の運営者が安野貴博の自由研究(本人のYouTubeチャンネル)の動画・記録を視聴し、要点を編集してまとめたものです。当サイトが安野貴博氏に取材したものではありません。題や本文の「」は発言の要約で、原文どおりではありません。出典はページの下と「元の出演」にあります。
「ループエンジニアリング」を解説した回です。安野氏は、AIを使いこなすとは上手な指示文を書くことだという考え方から、AIが安全に動き続ける仕組みを設計し、人は外から監督する形へ重心が移ったと述べました。秘書業務や会議の後のタスク整理など、エンジニア以外の仕事にもこの考え方が広がるとしています。
- いつ
- 2026年7月31日
- どこで
- 安野貴博の自由研究(本人のYouTubeチャンネル)(動画)
- 元の出演
- 動画を見る
- 確認
- 本人の発信・公式の記録で確認
- テーマ
- AIエージェント、企業の使い方
何を語ったか
- 2026年7月、安野氏は、AIを使いこなすと聞くと上手なプロンプト(指示文)を書くことを思い浮かべるが、AIで開発する第一線の人たちが一斉に「プロンプトを書くのはやめよう」と言い始めている、と紹介しました。AIに毎回命令するのではなく、AIが自動で動き回れる仕組み(ループ)を設計する方に重心が移っているといいます
- 人がループの中にいて毎回レビューする「ヒューマン・イン・ザ・ループ」から、人はループの外から監督し、方向がずれたときだけ口を出す「ヒューマン・オン・ザ・ループ」へ。inとonの違いが非常に重要だと述べました
- AIとの関わり方は4段階あると整理しました。頼み方を工夫する「プロンプト」、AIが判断に使う仕様書・ルール・過去のやり取りといった情報を整える「コンテキスト」、テストが通らなければ先に進めない、データを消せない、迷ったら人に相談するといった安全な足場を作る「ハーネス」、そして指示を出して動かし始めるところまで自動化する「ループ」です
- ハーネスをしっかり作っておかないと、ループで自由に動かしたときに暴走して危ないことになる、と注意しています
- 人間がループに残る理由については、AI研究者のアンドリュー・ン氏の、人間のセンスが特別だからではなく、ユーザーや使われる状況についてAIが知らないことを人間が知っているからだ、という整理を紹介しました
- エンジニア以外の例として秘書業務を挙げました。「この人は子育て中なので5時以降に予定を入れない」というルールで日程調整をはじくハーネスがあれば、AIに日程調整を任せても信頼できるようになるとしています
- 会議が終わるとAIが立ち上がり、文字起こしからタスクを洗い出し、AさんとCさんの打ち合わせを調整して招待を送り、人はそれを承認するだけ、という仕組みも、今ある技術の組み合わせでできると述べました。会社の中でAIが働ける環境をいかに作るかがとても大事になる、としています
社長にとってのポイント
安野氏の4段階のうち、中小企業がまず取り組みやすいのは「ハーネス」、つまりAIに守らせるルール作りです。「金額が○万円を超える発注はAIだけで確定しない」「お客様への送信は人が承認してから」のように、AIにやらせてはいけないことと、人が確認する場面を先に決めておけば、安心して任せる範囲を広げられます。ルールを書き出す作業は、そのまま社内の業務マニュアルの整理にもなります。
背景
本人のYouTubeチャンネルの解説シリーズの回です。紹介されているOpenAIの開発者や、ボリス・チェルニー氏(AnthropicでClaude Codeを作った人)の発言は、安野氏による紹介です。2026年1月の予想で述べた「AIが働ける環境づくり」を具体的にした内容でもあります。
出典:安野貴博の自由研究「【ゆる解説】ループエンジニアリングって何? / なぜ第一線のエンジニアが『プロンプトを書くな』と言っているのか / "Human in the Loop"から"Human on the Loop"へ」(2026年7月31日)
このページは、安野貴博氏が公の場で話したり書いたりした内容を、社長のAIの教科書の運営者が確かめて要約・編集したものです。 当サイトが安野貴博氏に取材したものではなく、安野貴博氏やその所属先とこのサイトは関係がありません。正確な言い回しは、上の「元の出演」でご確認ください。
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