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イリヤ・サツケバーの発言録

サツケバー「AIはいずれ人ができることをすべてできる」|トロント大学(2025年6月)

この記事について:イリヤ・サツケバー氏が公の場で語った内容を、社長のAIの教科書の運営者がトロント大学 名誉博士号授与式でのスピーチの動画・記録を視聴し、要点を編集してまとめたものです。当サイトがイリヤ・サツケバー氏に取材したものではありません。題や本文の「」は発言の要約で、原文どおりではありません。出典はページの下と「元の出演」にあります。

動画:トロント大学 名誉博士号授与式でのスピーチ(YouTube)。押すと、このページで再生されます。

母校トロント大学から名誉博士号を受けた際の約10分のスピーチです。サツケバー氏は、AIはいつか「私たちができることをすべて」できるようになると述べ、その根拠を「脳は生物のコンピュータだから」と説明しました。AIから目をそらさず、自分の目で見て直感を持つことを卒業生に勧めています。

いつ
2025年6月6日
どこで
トロント大学 名誉博士号授与式でのスピーチ(講演)
元の出演
元の記事を読む
確認
本人の発信・公式の記録で確認
テーマ
AGI・超知能、仕事・雇用、生き方・価値観、教育

何を語ったか

  • 2025年6月、サツケバー氏は約20年前に学士号を受けた同じホールで、トロント大学の名誉博士号を受けました。ジェフリー・ヒントン氏がこの大学にいたことは「人生の大きな幸運の一つ」だったと振り返っています
  • 卒業生への助言として、「現実をあるがままに受け入れ、過去を悔やまず、状況をよくしようとする」心の持ち方を挙げました。自分にとっても常に難しいことだと認めています
  • 今は「史上最も特異な時代」で、その理由はAIだと述べました。AIはすでに学生のあり方を大きく変え、仕事も予測できない形で変わり始めている、早く影響を受ける仕事も遅い仕事もあると説明しています
  • 今のAIはできないことも多く不十分だが、いつか「私たちができることをすべて、一部ではなくすべて」できるようになると述べました。根拠は「脳は生物のコンピュータであり、デジタルの脳に同じことができない理由はない」というものです。時期は3年、5年、10年と諸説あり、予測は難しいとしています
  • 「政治に関心がなくても、政治はあなたに関心を持つ」という言葉を引き、AIはそれ以上だと述べました。今の最良のAIを実際に使い、何ができるかを自分の目で見ることで直感が育ち、課題を乗り越える力になると語っています

社長にとってのポイント

AIの影響は「早く来る仕事」と「遅く来る仕事」がある、という指摘は、社内の仕事の見直しにそのまま使えます。パソコンで完結する定型の事務は早く、現場での判断や対面の仕事は遅い傾向があると考え、早い方から手を打つのが現実的です。また、本人が勧める「自分の目で見る」は、社長自身が月に一度でも最新のAIを触ってみることにあたります。人から聞いた評判より、自社の書類を実際に入れてみた結果の方が、投資の判断の確かな材料になります。

背景

OpenAIを離れ、SSIを率いていた時期のスピーチです。翌月には正式にSSIのCEOになっています(SSI公式メッセージ)。同じ年の11月の対談では、AIが人のように学べるようになるまで「5〜20年」と、より具体的な見通しを述べています(Dwarkesh Podcast 2025)。

出典:University of Toronto「Ilya Sutskever, U of T honorary degree recipient, June 6, 2025」(トロント大学公式YouTube)、U of T News「Ilya Sutskever, a leader in AI and its responsible development, receives U of T honorary degree」(2025年6月6日)

このページは、イリヤ・サツケバー氏が公の場で話したり書いたりした内容を、社長のAIの教科書の運営者が確かめて要約・編集したものです。 当サイトがイリヤ・サツケバー氏に取材したものではなく、イリヤ・サツケバー氏やその所属先とこのサイトは関係がありません。正確な言い回しは、上の「元の出演」でご確認ください。

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