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スンダー・ピチャイの発言録

ピチャイ「最先端の研究に回す計算力は譲れない」|Big Technology Podcast(2026年10月)

この記事について:スンダー・ピチャイ氏が公の場で語った内容を、社長のAIの教科書の運営者がBig Technology Podcast(聞き手:アレックス・カントロウィッツ氏)の動画・記録を視聴し、要点を編集してまとめたものです。当サイトがスンダー・ピチャイ氏に取材したものではありません。題や本文の「」は発言の要約で、原文どおりではありません。出典はページの下と「元の出演」にあります。

動画:Alex Kantrowitz(YouTube)。押すと、このページで再生されます。

2026年10月20日のBig Technology Podcastで、ピチャイ氏はGoogleが毎日のように計算力の不足に直面していると認め、最先端の研究に十分な計算力を回すことは「譲れない」ため、クラウド事業は目先の売上を見送っていると述べました。一般の利用者向けに個人のAIエージェントを出すことも明言しています。

いつ
2026年10月20日
どこで
Big Technology Podcast(聞き手:アレックス・カントロウィッツ氏)(動画)
元の出演
動画を見る
確認
本人の発信・公式の記録で確認
テーマ
AIインフラ・投資、AIエージェント、AI企業の競争、リスク・規制

何を語ったか

  • Googleは「毎日のように計算力が足りない」状態だと述べました。最先端のAI研究に十分な計算力を回すことは「譲れない」とし、そのためにクラウド事業はその時々で目先の売上を見送っていると話しています。どれだけの売上を見送っているかは明かしていません。
  • 2027年分の計算力を今から求めてくる新しい顧客に応えるのは「とても難しい」と述べました。2〜3年先を見て計画するので、2年後には最適でなかったように見える判断もありうるとしています。
  • 設備の作りすぎについては、使われずに残った昔の光ファイバーとは違い「実際に使っている」と述べました。ただ、ボトルネックや景気の波で作りすぎになる可能性は認め、時間をかければ使い道はあるという考えを示しました。
  • 一般の利用者に向けて「個人のエージェントを出す」と明言し、GeminiアプリやGoogle検索、Gmailの中で動くようにすると話しました。複数のエージェントが一緒に働くのが次の最先端だとしています。
  • AIが自分で自分を改良していく段階(再帰的な自己改良)については、その最終段階からは「まだかなり遠い」と述べました。今はAIエージェントが研究者と一緒にモデルづくりを手伝っている段階だとしています。安全は何重もの守りで確保するもので、AIの整合性の研究にはまだはっきりした隙間があるため、動いている最中の監視などにも力を入れていると話しました。

社長にとってのポイント

Googleほどの会社でも、AIを動かす計算力は足りておらず、自社の研究を優先して外のお客様への提供を後回しにすることがあると、トップが自ら認めています。AIのサービスは、使いたいときに使いたいだけ使えるとは限りません。業務の要になる部分にAIを使うときは、利用の上限や値上げに備えて、別の会社のAIでも同じ仕事ができるかを一度試しておくと安心です。

背景

10月13日にGemini 4世代の旗艦モデル「Argon」の一般提供が始まった直後の出演です(Gemini 4 Argon(2026年10月))。2026年7月の決算説明会でも、計算力の供給が追いついていないことを話していました。

出典:Alex Kantrowitz(Big Technology)公式YouTube「Sundar Pichai: Path To Recursive Self-Improvement, Compute Allocation Dilemma, Future AI Interfaces」(2026年10月20日公開)

このページは、スンダー・ピチャイ氏が公の場で話したり書いたりした内容を、社長のAIの教科書の運営者が確かめて要約・編集したものです。 当サイトがスンダー・ピチャイ氏に取材したものではなく、スンダー・ピチャイ氏やその所属先とこのサイトは関係がありません。正確な言い回しは、上の「元の出演」でご確認ください。

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