社長のAIの教科書無料相談

成田悠輔の発言録

成田悠輔「人間が寝ている間に科学が進む時代が来る」|with×羽生善治(2023年6月)

この記事について:成田悠輔氏が公の場で語った内容を、社長のAIの教科書の運営者が講談社「with」対談連載「成田悠輔の愛すべき非生産性の世界」(羽生善治氏と)の動画・記録を視聴し、要点を編集してまとめたものです。当サイトが成田悠輔氏に取材したものではありません。題や本文の「」は発言の要約で、原文どおりではありません。出典はページの下と「元の出演」にあります。

動画:講談社「with」対談連載「成田悠輔の愛すべき非生産性の世界」(羽生善治氏と)(YouTube)。押すと、このページで再生されます。

将棋の羽生善治氏との対談で、成田氏は、論文を書く側も評価する側もAIに任せる流れが始まり、人間が寝ている間に科学が進むフェーズに入ると述べました。結果を客観的に測れる分野から自動化が進み、評価が人間しだいの分野との速さの差が広がるという見立てです。

いつ
2023年6月9日
どこで
講談社「with」対談連載「成田悠輔の愛すべき非生産性の世界」(羽生善治氏と)(動画)
元の出演
動画を見る
確認
本人の発信・公式の記録で確認
テーマ
科学・研究、AI企業の競争、生き方・価値観

何を語ったか

  • 2023年6月、成田氏は、ChatGPTのような大規模言語モデルの登場で、研究を人間がやらなくても「そこそこいける」段階に入ったと述べました。分野によっては論文づくりをほぼ任せられ始め、論文の正しさを確かめる査読もAIに任せようという流れになりつつあるとしています
  • 書く側も評価する側も人間があまり関わらなくなり、「人間が寝ている間に科学が進む」時代に入るだろうと話しました。ただし、どの方向・どのテーマを研究するかという方向づけは大事になるとしています
  • 新薬づくりでは、次にどの化合物を試すかを人間があまり判断しなくなっていると紹介しました。人間の直感では意味が分からない領域をAIが掘り進め、効果のある薬が見つかる、という進み方が増えると見ています
  • 自動化が進むのは、薬がどれだけ効いたか、予測がどれだけ当たったかのように、結果を客観的に測れる領域だと述べました。評価が人間しだいの領域は人間が続け、両者の進む速さの差が大きく広がるとしています
  • 株価のように、予測をみんなが使うと予測したいもの自体が変わってしまう分野は難しい、とも話しています
  • OpenAIについては、非営利団体として始まったものの、今の経済の中でその志を続けるのが難しく、実質的に営利企業になっていると述べました
  • AIが作り手の中心になると、人間の感性は少しずつAIの感性に染まっていくと話しました。人間は役に立つかどうかで測れない、やること自体に価値がある営みに向かっていくのではないか、と語っています

社長にとってのポイント

成田氏の「結果を測れる仕事から自動化が進む」という見方は、AIを入れる順番を決めるときの目安になります。売上、在庫の回転、問い合わせへの回答時間のように、良し悪しを数字で確かめられる業務から試すと、効果も失敗もすぐに分かります。数字で測りにくい業務は、急いで任せずに人が判断する部分を残しておく、という線引きができます。

背景

講談社の雑誌「with」の対談連載の第3回です。羽生氏は、将棋AIの進化で定跡の研究が大きく変わったことを話しています。このページでは成田氏の発言を中心に取り上げています。

出典:with「前編【成田悠輔×羽生善治】/天才たちの深すぎるAI談義」(2023年6月9日)

このページは、成田悠輔氏が公の場で話したり書いたりした内容を、社長のAIの教科書の運営者が確かめて要約・編集したものです。 当サイトが成田悠輔氏に取材したものではなく、成田悠輔氏やその所属先とこのサイトは関係がありません。正確な言い回しは、上の「元の出演」でご確認ください。

成田悠輔の発言をすべて時系列で見る

うちの会社なら、どこからAIを入れるべきか

社員数や業種をうかがったうえで、最初に手をつけると効果が出やすい業務と進め方をお伝えします。まだ何も決まっていなくて構いません。

無料でAI導入の相談をする