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中島聡の発言録

中島聡「AIの進歩はパソコンやネット以上の飛躍」|堀江貴文チャンネル(2023年6月)

この記事について:中島聡氏が公の場で語った内容を、社長のAIの教科書の運営者が堀江貴文 ホリエモン(YouTube)生配信の動画・記録を視聴し、要点を編集してまとめたものです。当サイトが中島聡氏に取材したものではありません。題や本文の「」は発言の要約で、原文どおりではありません。出典はページの下と「元の出演」にあります。

動画:堀江貴文 ホリエモン(YouTube)生配信(YouTube)。押すと、このページで再生されます。

ChatGPTが広まった2023年に、堀江貴文氏の生配信で中島氏はAIの進歩を「パソコンやインターネットの登場に匹敵するか、それ以上の飛躍」と表現しました。一方で、今のAIは数学に弱く、言葉を要約・翻訳する「アシスタントとしては最高」と冷静に見ています。人の話し相手くらいなら小さなAIで十分で、家電に入れる小型AIは日本のメーカーにもチャンスだと述べました。

いつ
2023年6月21日
どこで
堀江貴文 ホリエモン(YouTube)生配信(動画)
元の出演
動画を見る
確認
本人の発信・公式の記録で確認
テーマ
企業の使い方、オープンソース、日本

何を語ったか

  • 2023年6月、中島氏は、新しい道具が来たときの変化にはいろいろなレベルがあると述べました。1か月かかったことが1日でできる、自分にできなかったことができる、千人規模の会社がお金をかけないと作れなかったものが作れる、といった段階です。そのうえで、今回は、2年前には世界の誰も作れなかったものが、今は誰でも1日で作れるようになった、と表現しました
  • こんなにわずかの間に進歩したことは記憶にないほどで、パソコンやインターネットの登場に匹敵するか、それ以上の飛躍が起こった感じだと述べています。量の変化が質の変化につながった点で、人間の脳に起きたことと同じことが起きていると感じたそうです
  • 日本語の大規模言語モデルを作る人と話したところ、500億パラメーターくらいで性能が一段上がる境目を超えているようだとし、人の話し相手をするくらいのAIなら、GPU1個で、クラウドを使わずに動かせるのではないかと述べました。子どもや老人ホームの入居者の話し相手などに使われるだろうとしています
  • テレビのリモコンやヘッドホンに入るような、小さく安く消費電力の小さいAIでは、大手半導体メーカーと正面から戦わずに済むので勝負はありうる、日本の家電メーカーにもチャンスだと話しました。日本語は単語の区切り方の都合で不利なので、日本語に最適化した小さなモデルにも意味があるとしています
  • 今のAIは、少なくとも数学に関しては弱いと述べました。ちょっとした数学パズルでも複雑だと解けず、表面的に言葉を読んでいるだけだからだとしています。段階を追って説明させると解けるようになる、という工夫も紹介しました
  • 文章の要約や翻訳、箇条書きはやたら得意で、言葉をシステムへの命令に変換する部分に一番期待していると述べました。叩いても傷つかないので「アシスタントとしては最高」だとしています
  • 企業の秘密の扱いについて、マイクロソフトが自社のクラウドで顧客ごとにデータを分け、企業秘密でも安心して入れてくださいと売っていることを紹介しました

社長にとってのポイント

中島氏が2023年の時点で挙げた「要約・翻訳・箇条書きは得意、数学のような深い推論は苦手」という整理は、AIを試し始める社長にとって今でも使える出発点です。議事録の要約や海外の資料の翻訳など、得意なところから任せると失敗が少なく済みます。社外秘の情報を入れるときは、どのサービスがデータをどう扱うかを確かめてから使う、という注意も、このときから語られています。

背景

堀江氏の生配信に出演した回で、配信の前半は回線の不具合の話が続きます。堀江氏も随所で自分の考えを述べており、このページでは文脈から中島氏の発言と判断できる部分だけを取り上げています。

出典:堀江貴文 ホリエモン「エンジニアと語るAI論!中島聡さんと生配信」(2023年6月21日)

このページは、中島聡氏が公の場で話したり書いたりした内容を、社長のAIの教科書の運営者が確かめて要約・編集したものです。 当サイトが中島聡氏に取材したものではなく、中島聡氏やその所属先とこのサイトは関係がありません。正確な言い回しは、上の「元の出演」でご確認ください。

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