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安野貴博の発言録

安野貴博「AIエージェントは99.999%成功して使える」|ビジネス+IT(2024年12月)

この記事について:安野貴博氏が公の場で語った内容を、社長のAIの教科書の運営者がビジネス+IT「ビジネス+ITムーク」(聞き手:松尾慎司編集長)の動画・記録を視聴し、要点を編集してまとめたものです。当サイトが安野貴博氏に取材したものではありません。題や本文の「」は発言の要約で、原文どおりではありません。出典はページの下と「元の出演」にあります。

動画:ビジネス+IT「ビジネス+ITムーク」(聞き手:松尾慎司編集長)(YouTube)。押すと、このページで再生されます。

AIエージェントとは何かを解説した回です。安野氏は、お願いするとAIが自分で判断して作業まで進めるのがAIエージェントだと説明しました。ただし1つひとつの手順が9割正しくても10段階続けば成功率は半分ほどになるので、飛行機の予約なら99.999%くらいの成功率が要ると述べ、OpenAIのo1の延長線上に実用化があると見ています。

いつ
2024年12月2日公開(発言中に「2024年9月現在」とあり、収録は9月ごろ)
どこで
ビジネス+IT「ビジネス+ITムーク」(聞き手:松尾慎司編集長)(動画)
元の出演
動画を見る
確認
本人の発信・公式の記録で確認
テーマ
AIエージェント、企業の使い方

何を語ったか

  • 2024年秋、安野氏は、AIエージェントを、お願い事をするとAIが自律的にいろいろな作業までやってくれるものだと説明しました。たとえば飛行機の予約を頼むと、ブラウザで予約サイトを探し、カレンダーを見て行き先を理解し、決めておいた予算の範囲で便を選び、「これでどうですか」と確認してから進める、という流れです
  • 選択肢だけを並べて最終判断は人に聞くやり方もあれば、別の専門AIと協力して作業するやり方もあるとしました。自律性とは、聞かれて答えるだけでなく、たとえば明日の予定を決める必要があると気づいて、正しいタイミングで自分から声をかけるようなことだと述べています
  • その先には、AIエージェント同士がやり取りしたり、お掃除ロボットと連携して現実の世界で作業したりする世界が来ると言われている、と紹介しました
  • 今のAIに足りないのは、作業を手順に分けて進める「計画する力」だと指摘しました。1つの手順で9割正しくても、10段階続くと全体の成功率は半分くらいになってしまうので、実務では使いにくいとしています
  • 人がこの成功率なら任せてもいいと思える水準、たとえば飛行機の予約なら99.999%くらいまで上げる必要がある、と述べました
  • 2024年9月に出たOpenAIのo1で数学の正答率が一気に上がったことに触れ、これはエージェントに求められる力と似ているので、o1の延長線上にAIエージェントができるのではないか、と見ています
  • 2024年9月時点では、実務でとても使えるという製品はまだ見つけられていないとし、ゲームの中でAIが自分で探索して複雑なアイテムを手に入れる研究などを紹介しました。仮想のオフィスでAIを鍛えてから現実で使う、という道もありうるとしています

社長にとってのポイント

安野氏の「手順が増えるほど成功率が下がる」という説明は、AIに仕事を任せる範囲を決めるときの目安になります。いきなり何段階もある仕事を丸ごと任せず、1〜2段階の短い作業から任せて結果を確かめ、うまくいったら少しずつ範囲を広げるのが安全です。最終判断を人が確認する形を残しておけば、間違えても取り返しがつきます。

背景

ビジネス+ITの解説動画シリーズの後編で、前編はメンバー限定です。AIエージェントとデジタルヒューマンがテーマで、都知事選で作った自身のAIアバター「AIあんの」にも触れています。

出典:ビジネス+ITチャンネル「【AIエンジニア安野氏】AIエージェントとは何か? / 『自律的に行動する』AIの可能性 / 注目のAIプロダクト」(2024年12月2日)

このページは、安野貴博氏が公の場で話したり書いたりした内容を、社長のAIの教科書の運営者が確かめて要約・編集したものです。 当サイトが安野貴博氏に取材したものではなく、安野貴博氏やその所属先とこのサイトは関係がありません。正確な言い回しは、上の「元の出演」でご確認ください。

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