社長のAIの教科書無料相談

ムスタファ・スレイマンの発言録

スレイマン「AIは新しいデジタルの種のようなもの」|TED(2024年4月)

この記事について:ムスタファ・スレイマン氏が公の場で語った内容を、社長のAIの教科書の運営者がTED「What Is an AI Anyway?」の動画・記録を視聴し、要点を編集してまとめたものです。当サイトがムスタファ・スレイマン氏に取材したものではありません。題や本文の「」は発言の要約で、原文どおりではありません。出典はページの下と「元の出演」にあります。

動画:TED「What Is an AI Anyway?」(YouTube)。押すと、このページで再生されます。

Microsoft AIのCEOに就いた直後のTED講演です。6歳のおいに「AIって何?」と聞かれて答えに詰まった話から始め、AIは「新しいデジタルの種のようなもの」と理解するのがよいと述べました。同時に、AIは人類が作ってきたものの集大成で「AIは私たち自身だ」とも語っています。

いつ
2024年4月(動画公開は4月22日)
どこで
TED「What Is an AI Anyway?」(講演)
元の出演
元の記事を読む
確認
本人の発信・公式の記録で確認
テーマ
AGI・超知能、リスク・規制、生き方・価値観

何を語ったか

  • 2024年4月、スレイマン氏は、6歳のおいが自分の作った対話AI「Pi」と遊んでいたとき、「でも、AIって結局何なの?」と聞かれ、答えに詰まった経験を紹介しました
  • 「AIは印刷や蒸気機関と同じ汎用技術で、人を賢く生産的にする道具だ」といういつもの答えは、どこか言い訳がましく感じたと振り返っています
  • そのうえで、AIは「新しいデジタルの種(species)」のようなものとして理解するのがいちばん正直だと述べました。文字どおりに受け取らないでほしいとしつつ、AIは人生の旅の新しい相棒(デジタルの仲間)になると予測しています
  • 同時に、AIは人類がこれまで作ってきたものすべてを凝縮したもので、その意味では「新しい種ではまったくない」とし、「AIは私たち自身だ」と語りました
  • 質疑では、自分で自分を複製するような危険な能力は、技術者が意図して設計しない限り偶然には出てこないと述べ、そうした能力は作るべきでないと答えています

社長にとってのポイント

AIを「便利な道具」とだけ考えると、使い方の設計がおろそかになりがちです。スレイマン氏の「新しい相棒」という見方に立つと、社員に新しい仲間を迎えるときと同じように、任せる仕事の範囲、してはいけないこと、困ったときに誰に相談するかを決めておく、という発想になります。社内でAIを使い始めるときは、こうした「AIの役割表」を1枚作っておくと、社員も安心して使えます。

背景

スレイマン氏は2024年3月にMicrosoftに移ったばかりで、Piは前の会社Inflection AIで作ったAIだと講演で説明しています。のちの2025年8月には、AIに意識があるかのように扱うことの危険を論じ、「AIは人のために作るべきで、人として作るべきではない」と書いています(本人エッセイ)。

出典:TED「What Is an AI Anyway? | Mustafa Suleyman | TED」(2024年4月22日公開、TED公式YouTube)、TED.com

このページは、ムスタファ・スレイマン氏が公の場で話したり書いたりした内容を、社長のAIの教科書の運営者が確かめて要約・編集したものです。 当サイトがムスタファ・スレイマン氏に取材したものではなく、ムスタファ・スレイマン氏やその所属先とこのサイトは関係がありません。正確な言い回しは、上の「元の出演」でご確認ください。

ムスタファ・スレイマンの発言をすべて時系列で見る

うちの会社なら、どこからAIを入れるべきか

社員数や業種をうかがったうえで、最初に手をつけると効果が出やすい業務と進め方をお伝えします。まだ何も決まっていなくて構いません。

無料でAI導入の相談をする