ダリオ・アモデイの発言録
アモデイ「安全のためにMythosの一般公開を4か月遅らせた」|X投稿(2026年10月)
この記事について:ダリオ・アモデイ氏が公の場で語った内容を、社長のAIの教科書の運営者が本人のX投稿(Encode AIのネイサン・カルビン氏の批判への返信。The Next Webの報道)についての報道記事を読み、要点を編集してまとめたものです。当サイトがダリオ・アモデイ氏に取材したものではありません。題や本文の「」は発言の要約で、原文どおりではありません。出典はページの下と「元の出演」にあります。

2026年10月、Anthropicの安全への姿勢を批判した非営利団体の幹部に、アモデイ氏はXで長い返信を書きました。2月にはできていたMythos級のモデルを、サイバー対策が整うまで6月まで一般公開しなかったと明かし、そのために数か月分のリードの多くを手放したと述べています。一部の批判には理があると認め、「CEOとして責任を取る」としました。
- いつ
- 米国時間2026年10月20日夜(日本時間10月21日)
- どこで
- 本人のX投稿(Encode AIのネイサン・カルビン氏の批判への返信。The Next Webの報道)(SNS投稿)
- 元の出演
- 元の記事を読む
- 確認
- 報道記事で確認
- テーマ
- リスク・規制、AI企業の競争
何を語ったか
The Next Webの報道によると、アモデイ氏は次のように書きました。
- 自社の戦略はいつも「トップへの競争(race to the top)」だったと述べました。責任ある形で技術をつくれると示すことで、業界全体の基準を引き上げられるという考えです。
- 安全のためにお金のかかる判断をしてきた例を挙げました。2月にはMythos級のモデルができていたが、サイバー対策を強めるまで、6月まで一般には出さず、少数のサイバー防御の提携先だけに使わせたとしています。そのせいで「数か月のリードのかなりの部分を手放しただろう」と書きました。
- ほかに、生物兵器への悪用を防ぐ厳しい対策、カリフォルニア州の安全法(SB 53)への関わり、中国政府系の会社への販売の制限、株式の5%を持つ公益基金なども挙げました。
- 一方で、批判のうち3点は、言い方や政策の伝え方が丁寧でなかったので、もっとうまく対応できたと認め、「私はもちろんCEOなので、責任を取る」と書きました。
- AIの進歩が速すぎて安全の取り組みが追いつかなくなる地点に近づいているとも述べ、近いうちにもっと話すとしています。
なお、遅らせたことによる損失の大きさは本人の説明で、外部からは確かめられていません。
社長にとってのポイント
アモデイ氏は、批判に対して全部を否定せず、認める点は認めて「責任を取る」とはっきり書いています。会社が外から批判されたときも、事実と違う点と、もっとうまくできた点を分けて答えると、信頼を保ちやすくなります。また、AIの新しいモデルは、できあがってもすぐに一般に出るとは限りません。発表の時期を待って計画を立てるより、今使えるモデルで社内の仕事を試しておくほうが確実です。
背景
9月には本人の小論で、AIの能力を上げるペースを落とすべきだと書いていました(2026年9月の小論)。今回の返信は、Encode AIのネイサン・カルビン氏が10月19日に、Anthropicの9つの行動が安全への約束を損なっていると批判したことへの答えです。
出典:The Next Web「Dario Amodei says Anthropic held Mythos back for four months for safety」(2026年10月21日)/本人のX投稿
このページは、ダリオ・アモデイ氏が公の場で話したり書いたりした内容を、社長のAIの教科書の運営者が確かめて要約・編集したものです。 当サイトがダリオ・アモデイ氏に取材したものではなく、ダリオ・アモデイ氏やその所属先とこのサイトは関係がありません。正確な言い回しは、上の「元の出演」でご確認ください。
うちの会社なら、どこからAIを入れるべきか
社員数や業種をうかがったうえで、最初に手をつけると効果が出やすい業務と進め方をお伝えします。まだ何も決まっていなくて構いません。
無料でAI導入の相談をする