2026年10月20日・OpenAI
OpenAIが古いプログラム言語COBOLの書き換えで正答率97.9%、昔の社内システムの作り直しに道

OpenAIが、COBOLやFortran、Visual Basicのような古いプログラム言語を扱う力が新しいモデルで大きく伸びたと発表しました。自社で行ったテストの結果で、実際に使うときは専門家の確認とテストが必要だとしています。
何が起きたか
OpenAIは2026年10月19日(米国時間)、COBOL、Fortran、Visual Basicなど、AIが学ぶための見本が少ない古いプログラム言語を扱う力が、新しいモデルで大きく伸びたと発表しました。
OpenAIの発表によると、COBOLで書かれたプログラムを、動きを変えずにJavaやPythonなどに書き換えるテストで、GPT-6.1 Solは86.6%(考える量を少なくした設定)、考える量を増やすと97.9%の正答率でした。前の世代のGPT-5.6 Solは5.4%でした。
テストはOpenAIが自分で作って行ったもので、外部の検証は受けていません。OpenAIは、実際の業務で使うには専門家の確認と、業務のルールに照らしたテストがまだ必要だとしています。
社長にとっての意味
何十年も前に作った社内システム(受発注、給与、在庫など)を「作った人がもういないので直せない」という会社には、作り直しの費用と期間が下がる可能性がある話です。Visual BasicやAccessで作った社内ツールが残っている会社も、同じ流れの上にあります。
ただし、すぐに自社で書き換えを始める必要はありません。まずは「いまのシステムが何をしているか」をAIに読ませて、説明書を作らせるところからが安全です。OpenAIも、COBOLの計算は指定しない限り端数を切り捨てるため、書き換えたプログラムが四捨五入すると、エラーなく動いても結果がずれる例を挙げています。お金に関わる部分は、作り直したあとに必ず昔の結果と突き合わせてください。
もう少し詳しく
AIにプログラムを書かせる考え方は、自社のホームページをAIで刷新する方法やClaude Codeの始め方でも紹介しています。OpenAIのAIの方針は、サム・アルトマンのAI発言録で追えます。
出典
うちの会社なら、どこからAIを入れるべきか
社員数や業種をうかがったうえで、最初に手をつけると効果が出やすい業務と進め方をお伝えします。まだ何も決まっていなくて構いません。
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