会議の録音を残す道具の選び方|スマホの録音・パソコンの音ごと録る道具・専用の録音機を、議事録づくりの目線で見比べ

2026年10月23日·長谷川 桂介
出典:YouTubeの解説動画5本(発信者5人)·動画の確認
議事録をAIに任せたいが、そもそも会議の録音をどう残せばいいのか分からない。そんなときに、スマホの録音アプリ、パソコンの音ごと録る道具、専用のAI録音機の向き不向きを、評判の解説動画から集めて見比べました。
結論(3行で)
- 簡単なメモや少ない会議なら、スマホに最初から入っている録音アプリで十分だと紹介されています。
- オンライン会議の相手の声まで残すなら、パソコンから出る音ごと録れる道具を、記録係1人が使う形が出てきます。
- 会議が多い人や、外での打ち合わせ・電話が多い人には、ボタンひとつで録れる専用の録音機が向くという見比べが多く出ています。
議事録をAIに任せたい。そう思っても、最初につまずくのは「会議の音をどうやって残すか」です。スマホを机に置けばいいのか、パソコンで録るのか、専用の機械を買うべきなのか。録音がうまく残っていなければ、どんなに賢いAIでも正しい議事録は作れません。
この記事では、議事録づくりの入口になる「録音を残す道具」を、スマホ・パソコン・専用の録音機の3つに分けて、解説動画から集めて見比べました。録ったあとの文字起こしやまとめ方は、文字起こしから要点と宿題を出す頼み方で取り上げています。
なお、ここで取り上げる動画には、公開から半年以上たったものも含まれます。機種や料金、画面は、動画の公開時点のものです。
まずはスマホの録音アプリで始める
お金をかけずに始めるなら、スマホに最初から入っている録音アプリを使う方法が出てきます。
りんのすけさんは、iPhoneに標準で入っている「ボイスメモ」で会議を録り、文字起こしをコピーして、GeminiのGem(決まった指示を覚えさせた自分専用のAI)に貼るだけで議事録にするやり方を見せています。録音から議事録までスマホだけで済む手軽さが良い点です。
ただ、りんのすけさん自身が、この方法の弱いところも挙げています。
「イヤホンを装着したオンライン会議で使うことができなかったり」
ほかにも、Androidでは同じやり方ができないことや、会議が終わるまで文字起こしを見られないことを、弱いところとして挙げています。対面の会議が中心で、スマホを机に置ければ足りる会社には向いていますが、オンライン会議が多い会社では別の道具が要る、ということです。Geminiに渡すくわしい手順は、Geminiで議事録を作る方法にまとめています。
オンライン会議は「パソコンの音ごと」録れる道具で
オンライン会議では、相手の声はパソコンのスピーカーから出てきます。マイクの音だけを拾う道具だと、自分の声しか残らないことがあります。
ウェブ解析士協会のセミナー動画(2022年公開)では、議事録の道具「スマート書記」(今のOtolio)の説明として、マイクの声だけでなくパソコンから出る音も録れる点を紹介しています。
「内部音まで録音できるという特徴があります」
マイクの音しか録れない道具だと、参加者全員がそれぞれ録音しないと会議全体が残らず、社外の人とのWeb会議では使いづらい、という声が多かったそうです。パソコンの音ごと録れれば、記録係が1人だけ入っていれば、ほかの人はいつも通り会議に出るだけで済む、と説明しています。
同じ考え方で、ChatGPTのパソコン版アプリやNotionのAIミーティングノートでも、パソコンから出る相手の声を録る使い方が紹介されています。会社ですでに使っている道具にこの機能があるかを先に確かめると、新しく買わずに済むこともあります(ChatGPTで議事録を作る方法、Notion AIで議事録を作る方法)。
スマホで足りる人、専用の録音機が向く人
ここ数年、PLAUDやNotta Memoのような、録音と文字起こし・要約がセットになった専用のAI録音機が増えています。スマホがあるのに、わざわざ買う意味はあるのでしょうか。
ワタナベカズマサさんは、スマホ(GoogleのPixel)の録音アプリとPLAUDの録音機を同じ場面で比べています。録音機の良い点は、ボタンひとつですぐ録れること、スマホの電池を使わないこと、スマホの種類に左右されずに通話も録れること、要約の作り方を細かく決められることです。一方で、本体の代金や月の料金がかかり、スマホとは別に持ち歩く必要があります。
そのうえで、簡単な会議のメモならスマホで十分としつつ、会議が多く議事録に時間を取られている人には、専用機をこう表しています。
「時間を買うための強力なツール」
つまり、「どちらが上か」ではなく、「議事録にどれだけ時間を取られているか」で決める、という見比べです。料金のくわしい見比べは、PLAUDとスマホの使い分け方で取り上げています。
録音機どうしは、仕事の場面で選び分ける
専用の録音機を買うと決めたあとも、機種によって得意なことが違います。
ガッキーさんは、Notta Memo、PLAUD Note Pro、TALIXの3台で同じ音声を録って比べています。BGMを流しながら録り直したところ、PLAUDはBGMを消して人の声だけを残していた、と驚いています。
「BGMがノイキャンされてますね」
一方のNotta Memoは、パソコンのブラウザの拡張機能でWeb会議の音も取りこめるなど、ほかの道具とのつながりが強いと紹介しています。そのうえで、パソコンの前で仕事をする事務や営業ならNotta Memo、外での会議が多い管理職ならPLAUD、という見立てを話しています。
MATTU SQUAREのまつさんも、NottaとPLAUDを比べて、それぞれの強みを1つずつ挙げています。Nottaの強みについてはこう話しています。
「翻訳ができるのはノッタは大きいです」
PLAUDの強みは、パソコン版のアプリで、記録用の参加者を会議に入れずに、相手の声と自分の声を同時に録れることだとしています。外国の取引先との会議があるか、パソコンでのオンライン会議が多いか。ここでも、どんな会議が多いかで選ぶ形です。Notta Memoのくわしい使い方はNotta Memoの使い方と選び方にあります。
まとめ
- 対面の会議が中心で数も多くないなら、スマホに最初から入っている録音アプリと、GeminiなどのAIの組み合わせで始める方法が紹介されています。ただし、イヤホンを使うオンライン会議には向かないという指摘があります
- オンライン会議は、パソコンから出る相手の声ごと録れる道具を、記録係1人が使う形が出てきます。会社で使っている道具にその機能があるかを先に見ておくと、買い足さずに済むこともあります
- 専用の録音機は、会議が多く議事録に時間を取られている人に向くとされています。機種どうしは、雑音の多い場所で録るか、パソコンでの会議が多いか、外国語の会議があるかで選び分ける見比べが出ています
この記事は、YouTubeで公開されている解説を運営者が見比べ、自分の会社で使うために整理したものです。 教えているのは、それぞれの動画の発信者です。引用した言葉は字幕で確かめ、出典の動画をその場面から再生できるようにしています。 発信者の方とこのサイトは関係がありません。くわしい手順や最新の画面は、出典の動画でご確認ください。
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