会議に遅れても「ここまでの内容をまとめて」とAIに聞くだけ|途中の要約もお礼メールの下書きも、会議を止めずに手に入る

2026年10月23日·長谷川 桂介
出典:YouTubeの解説動画4本(発信者4人)·動画の確認
前の予定が押して、会議に15分遅れて入った。今さら「ここまで何の話でしたか」とは聞きにくい。そんなときに、会議の文字起こしをもとにAIに「ここまでの内容」を聞くワザを、評判の解説動画から集めて見比べました。
結論(3行で)
- TeamsのCopilotやNotion AIのミーティングノートでは、会議の文字起こしを続けながら「ここまでの内容をまとめて」と聞くと、その時点までの要約が出ます。
- 「〇〇さんが言ったことを教えて」「まだ議論できていないことは?」と聞いたり、終わったあとにお礼メールの下書きを頼んだりする使い方も紹介されています。
- どれも文字起こしが動いていることが前提なので、会議の始めに記録をオンにしておくのが一番のコツです。
前の打ち合わせが長引いて、次の会議に15分遅れて入った。話はもう進んでいて、今さら「ここまでどんな話でしたか」とは聞きにくい。とりあえずうなずきながら、話の流れを必死に追いかける。社長でも社員でも、一度はある場面ではないでしょうか。
実は、会議の文字起こしが動いていれば、AIに「ここまでの内容をまとめて」と聞くだけで、遅れた分の要点をその場で教えてもらえます。会議を止める必要も、誰かに頭を下げる必要もありません。この記事では、このワザを紹介している解説動画を集めて見比べました。
なお、ここで取り上げる動画はいずれも公開から半年以上たっています。画面の見た目や機能の名前、料金のしくみは、今とは違っている場合があります。
Teamsなら、Copilotに「これまでの内容」を聞く
PIVOTの動画で、デル・テクノロジーズの若松信康さんは、TeamsのCopilotのよくある使い方として、まさにこの場面を挙げています。会議が多くて15分遅れてしまったとき、遅れてきたので教えてくださいとは言いづらい。そこでCopilotにこう打つそうです。
「これまでの会議の内容を教えてください」
すると、その時点までの内容をまとめて返してくれると説明しています。この動画は2024年の公開で、Copilotの画面はその後変わっている可能性があります。
みやっちさんも、Microsoft 365のCopilotの解説で、会議中によく使う機能としてこの使い方を紹介しています。
「会議を1度止めてここまでどんな話したみたいに聞くのはかなり勇気がいる」
動画では、会議の画面のCopilotのボタンを押して「ここまでの内容をまとめて」と送ると、要約が表示される様子を見せています。
聞き逃した所や、話し忘れも聞ける
途中から入ったときだけでなく、ぼんやりして聞き逃したときにも使えます。
若松さんは、「〇〇さんが言ったことを教えて」と打てば、特定の人の発言も分かると説明しています。説明のあとに誰も質問しないときは、「今日の会議の内容から質問を出して」と頼めば、質問の案も出してくれるそうです。
みやっちさんは、会議の終わりに見落としがないかを確かめる使い方も見せています。会議の前に作っておいたアジェンダ(議題の一覧)をCopilotに添付して、こう聞きます。
「今日まだ議論できていないことありますか」
すると、まだ話していない議題をCopilotが指摘してくれる、という流れです。みやっちさんの頼み方を参考にすると、会議中に使う聞き方は次のようになります。
ここまでの内容をまとめて
〇〇さんが話したことを教えて
(アジェンダを添付して)今日まだ議論できていないことはありますか
くわしい手順は、Copilotで議事録を作る方法にもまとめています。
Notion AIなら、途中の要約もお礼メールの下書きも
Teamsを使っていない会社でも、同じことができる道具があります。りんのすけさんは、Notion AIの「AIミーティングノート」を使う方法を見せています。
録音ボタンを押すとNotionのページの中にリアルタイムで文字起こしが作られ、文字起こしを続けたまま、右側のAIのチャットで相談できます。動画では、録音を続けた状態でこう入力しています。
「ここまでの話をまとめて」
するとNotion AIが、それまでの文字起こしを読んで、すぐに要約を作ります。お客様との商談なら、終わったあとに「お礼メールの下書きを作って」と頼めば、その会議の中身をふまえたお礼メールもできると説明しています。
りんのすけさんは、会議の前にメモ欄へ議題を置いておくと、会議が終わったときに、その議題と文字起こしの両方をもとに要約を作ってくれることも紹介しています。要約のそれぞれの文には、文字起こしのどこを元にしたかが表示されるので、気になる所はすぐ確かめられます。
なお、りんのすけさんは、動画の公開時点で、Notion AIを無制限で使うにはビジネスプランへのアップグレードが必要だと説明しています。Notion AIでの議事録づくりは、Notion AIで議事録を作る方法にまとめています。
Google Meetなら、字幕で「これまでの話」を見返す
#usutaku_channelのうすたくさんは、会社で使っている道具ごとに議事録の作り方を見比べています。Google Meetでは、Geminiにメモの作成を任せておけば、会議のあとにまとめがメールで届くと紹介しています。会議中に誰が何を言ったかを知りたいときは、画面下の字幕をオンにすると、これまで話した内容が字幕として出てくると説明しています。
会社の道具に合わせた記録の残し方は、オンライン会議を自動で記録する方法で見比べています。
気をつけること:記録は会議の始めにオンにしておく
このワザは、どの道具でも文字起こしが動いていることが前提です。
みやっちさんは、Copilotは会話が文字になった部分から要約や検索をしているので、会議中は必ず文字起こしをするよう強調しています。Teamsでは、レコーディングを始めると文字起こしも一緒に始まると説明しています。遅れて入った人が「ここまで」を聞けるように、会議を開く側が最初に記録を始めておく、という段取りが合っていそうです。
うすたくさんは、会社によっては管理者がCopilotを止めていて、ボタンがグレーになって押せないこともあると話しています。その場合は自分ではどうにもできないので、IT担当に相談するしかないそうです。
また、会議を記録することは、参加している人に伝えておくのが前提です。社外の人が入る会議では、なおさらです。
まとめ
- TeamsのCopilotに「これまでの会議の内容を教えて」と聞けば、遅れて入っても、その時点までの要点が分かると紹介されています
- 「〇〇さんが言ったことは?」「まだ議論できていないことは?」と聞けば、聞き逃しや話し忘れも確かめられます
- Notion AIのミーティングノートなら、会議の途中で「ここまでの話をまとめて」、終わったら「お礼メールの下書きを作って」と頼めます
- Google Meetでは、字幕をオンにすると、これまで話した内容を見返せます
- どの道具も文字起こしが動いていることが前提なので、会議の始めに記録をオンにしておくのが一番のコツです
この記事に出てくるツールの使い方:Gemini・Microsoft Copilot・Notion AI
この記事は、YouTubeで公開されている解説を運営者が見比べ、自分の会社で使うために整理したものです。 教えているのは、それぞれの動画の発信者です。引用した言葉は字幕で確かめ、出典の動画をその場面から再生できるようにしています。 発信者の方とこのサイトは関係がありません。くわしい手順や最新の画面は、出典の動画でご確認ください。
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