うまくいった作業は「スキルにして」の一言で、次から呼び出せる型になる|Claude・Copilot・Manusで、毎回の長い指示をなくす方法

2026年10月23日·長谷川 桂介
出典:YouTubeの解説動画6本(発信者5人)·動画の確認
AIとやり取りして、ようやく満足いく仕上がりになった。でも次に同じ仕事を頼むときは、また一から説明し直し。そんなときに、うまくいった作業をその場で「スキルにして」と頼み、次から一言で呼び出せる型にするワザを、評判の解説動画から集めて見比べました。
結論(3行で)
- 一度うまくいった作業のあとに「スキルにして」と頼むと、手順をまとめた型として保存され、次からは呼び出すだけで同じ流れで仕上げてくれると紹介されています。
- スキルの中身を自分で書く必要はなく、Claude・Copilot Cowork・Manusなどで、会話の流れから型を作らせる様子が見られます。
- 型にしておけば、チームの誰が頼んでも同じ質で仕上がるので、仕事の引き継ぎにも役立つと説明されています。
「先月うまくいったあの資料、どうやって頼んだんだっけ…」
AIとやり取りを重ねて、ようやく思いどおりの仕上がりになった。ところが翌月、同じ仕事を頼もうとすると、どんな指示を出したのか覚えていない。また一から説明し直すことになる。そんな経験はないでしょうか。
このときに使えるのが、うまくいった作業のあとに「スキルにして」と一言頼むワザです。スキルとは、仕事の手順や見本をひとまとめにした「型」のことです。いったん型にしておけば、次からは名前を呼ぶだけで同じ流れで仕上げてくれます。この記事では、このワザを紹介している解説動画を集めて見比べました。
ここで取り上げる動画は2026年1月〜8月に公開されたもので、1月〜3月の動画は公開から半年以上たっています。画面や機能の名前は、動画の公開時点のものです。
部下に「マニュアルにしておいて」と頼むのと同じ
PIVOTの動画に出演しているPOSTS代表の梶谷健人さんは、Claude Codeのスキルの仕組みを、人間の部下にたとえて説明しています。部下に一度やってもらった仕事が、この先も何回か出てきそうなら、マニュアルにして覚えておいてもらう。何か月かあとに頼んだときは、そのマニュアルを見返して同じ質でやってもらう。それをAIで実現するのがスキルだ、という説明です。
梶谷さんは、記事に図を入れる作業をまず一度だけClaude Codeに頼み、便利だと感じたので、その場でこう伝えたそうです。
「すごく便利だなと思ったんでじゃあそれスキル化して伝えただけで」
それだけで型として保存され、そのあとは記事を書くたびに、短い一言で図を入れてくれるようになったと話しています。梶谷さんは、スキルの中身を自分では1行も書いていないとも話しています。作るのは本当に簡単だ、という説明です。
頼み方は「スキルにして」だけでよい
この一言は、ツールが違っても同じように使われています。
しごおもTVの動画では、Copilot Cowork(Microsoftの、仕事をまとめて任せられるAI)で、商談のあとの一連の作業を終えたところで、こう頼む様子を見せています。
「カスタムスキルにしてって言ってみてください」
専用のボタンがあるわけではなく、この一言だけでスキルを作ってくれたことに驚いたと話しています。どこからどこまでを型にするかも、会話の流れから読み取ってくれたそうです。次からは入力欄に「/」(スラッシュ)を打つと、作ったスキルが選べるようになります。
Manus(調べものから資料づくりまで任せられるAI)の公式チャンネルの動画でも、同じ流れが見られます。テーマの調査、検索で読まれやすい構成案、本文、サムネイル画像という4段階のブログづくりを一度対話で終えたあと、この流れに名前をつけてスキルにするよう頼んでいます。次からは「/」でそのスキルを呼ぶだけで、別のテーマでも同じ流れで仕上がっていました。
「もうあの時どうやったんだっけと悩む必要はありません」
【さき】のAIでええやん。のさきさんは、Claudeで会社のロゴや色の画像を渡してスライドのデザインを作らせ、「スキル化したい」と頼んでいます。できたファイルを設定画面の「スキル」から読み込むと、別の資料でも同じデザインで作ってくれる様子を見せていました。
各ツールでの細かい手順は、Manus スキルの使い方、Claude Codeで自分専用の道具と段取りを作る方法、Copilot Cowork・エージェントの使い方にもまとめています。
型にすると、チームの誰が頼んでも同じ質になる
スキルの良さは、自分の手間が減ることだけではありません。
越川慎司のトップ5%仕事術の越川さんは、Manusに自分のYouTubeのサムネイル画像を読み込ませ、配置や色の雰囲気を覚えさせたスキルを作っています。本の表紙と自分の写真を渡すだけで、新しいサムネイルの案を2つ作らせていました。越川さんは、チームで共有すればこうなると話しています。
「誰でも同じアウトプットのクオリティを再現できる」
細かい説明をしなくても、チームの経験の浅い人が同じ品質で作れる、という点を強調しています。PIVOTの別の動画でも、ManusのAshleyさんが、分析の手順をまとめた「シニアアナリスト」というスキルを「/」で選んで広告データを分析させる様子を見せています。
梶谷さんは、スキルにした仕事は、毎晩21時のように決まった時間に動かす設定もできると話しています。経営会議の前の資料づくりや、お客様の声の分析レポートも、スキルにできる例として挙げていました。
スキルの機能がないときは「引き継ぎメモ」に残させる
スキルという名前の機能でなくても、考え方は同じです。
あいまる / iPhone×AIで毎日を効率化のあいまるさんは、ChatGPT Work(ChatGPTに仕事を最後まで任せる使い方)で、手直ししてもらった内容をメモ用のファイルに保存するよう頼んでいます。新しく入ったスタッフに渡す業務マニュアルのようなもので、つないだフォルダにこのメモがあると、作業の前に必ず読んでくれるそうです。
「2回目以降は同じ指示を繰り返さなくても最初から良い形で仕上げてくれる」
あいまるさんは、最初はいきなり丸投げせず、細かくチェックして直してもらい、良くなった内容をメモに書き足してもらう、というくり返しを勧めています。ChatGPTで型を作るほかの方法は、ChatGPTでくり返しの仕事を型にして任せる方法にまとめています。
まとめ
- 一度うまくいった作業のあとに「スキルにして」と頼むと、手順の型として保存され、次から呼び出すだけで同じ流れで仕上げてくれると紹介されています
- Claude・Copilot Cowork・Manusのどれでも、型の中身を自分で書く必要はなく、会話の流れから作らせる様子が見られます。呼び出しは「/」から選ぶ形が多いです
- 型にしておけば、チームの誰が頼んでも同じ質で仕上がる、という点も強調されています
- スキルの機能がないときは、直した点を「引き継ぎメモ」に残させると、次から短い指示で同じ形に仕上がると説明されています
この記事に出てくるツールの使い方:ChatGPT・Microsoft Copilot・Claude・Manus
この記事は、YouTubeで公開されている解説を運営者が見比べ、自分の会社で使うために整理したものです。 教えているのは、それぞれの動画の発信者です。引用した言葉は字幕で確かめ、出典の動画をその場面から再生できるようにしています。 発信者の方とこのサイトは関係がありません。くわしい手順や最新の画面は、出典の動画でご確認ください。
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