Manus スライド・Excelの作り方|原稿や調べた結果から講演スライドを作り、売上データから分析表を作らせる方法

2026年10月23日·長谷川 桂介
出典:YouTubeの解説動画3本(発信者3人)·動画の確認
講演や会議の資料づくり、数字の分析表づくりに、毎回半日以上取られてしまう。そんなときに、Manusに本の原稿や調べた結果を渡してスライドにしたり、売上のデータから関数入りのExcelを作らせたりするやり方を、評判の解説動画から集めて見比べました。
結論(3行で)
- Manusに原稿や資料を渡して枚数とデザインを指定すると、話す原稿(スピーカーノート)つきのスライドを作り、PowerPointに書き出しても文字のまま直せると紹介されています。
- 「調べてからスライドにして」と一度に頼めるので、調べものと資料づくりを分けずに済むと説明されています。
- 売上や株式数のデータを渡すと、関数入りで数字を変えれば結果も変わるExcelの分析表を、30分ほどで作る例が出ています。
来週の講演、月末の役員会、銀行に出す説明資料。中身は頭の中にあるのに、スライドに起こして、数字を表にまとめるだけで半日がつぶれてしまう、ということはないでしょうか。
Manus(マナス)は、頼んだ仕事を最後まで自分で進めるタイプのAI(AIエージェント)です。この記事では、Manusに「手元の原稿や数字から、スライドや分析表を作らせる」やり方を、解説動画から集めて見比べました。
なお、ここで取り上げる動画は2026年に公開されたもので、一部は公開から半年以上たっています。画面や料金のしくみは、今とは違っている場合があります。
本の原稿から、話す原稿つきの講演スライドを15枚作る
越川慎司さんは、元MicrosoftでPowerPointの事業責任者をしていた立場から「ちょっと厳しい目で」Manusのスライドづくりを試しています。
やり方は、自分の本の原稿をそのままManusに入れ、用意されたデザインの中から普段の自分の資料に近いものを選び、「管理職向けの講演のスライドを15枚、スピーカーノート(話すときの原稿)もつけて」と頼むだけです。すると、Manusから13枚の案が返ってきたので、15枚で作るよう言い直したそうです。
「いや13ページでしょって言われたんですけど」
越川さんは、こうしたやり取りができるのがよいと話しています。Manusは10万字ほどある原稿を読み、管理職に伝えることは5つ、と自分でまとめたうえでスライドを作りました。表紙には本の画像も使われ、文字化けもなかったそうです。
できたスライドは、Manusの画面の上で直せます。さらにPowerPointに書き出して開くと、話す原稿もメモ欄に入っていて、文字は画像ではなく文字のまま残っていました。
「これ画像じゃなくてテキストだからこの場で編集できる」
好みに合わないところは、いつものPowerPointで直せばよい、という使い方です。
調べものからスライドまでを、一度に頼む
ここなのAI大学のここなさんは、「調べてから、スライドにして」と一度に頼めるところをManusのよさとして挙げています。ほかのAIでも、まず詳しく調べさせ、その結果をもとにスライドを頼む、という2段階でなら作れますが、Manusなら最初から「調べてスライドを作って」と言えば済む、という説明です。
動画では、自分のYouTubeチャンネルを調べた結果から、改善点をまとめたスライドを作らせています。構成を考え、各ページの中身を書き、デザインを整え、画像も探して、2分半ほどででき上がりました。
一方で、ここなさんは、一度で完璧なスライドができるわけではないとも話しています。この例でも、1ページ目の改行が気になったそうです。Manusでは、その場で文字の大きさを変えたり文章を足したりでき、直しをManusに頼むこともできます。
「マナスに大枠は直してもらって最後に自分で微調整するのがおすすめです」
作ったスライドはPDF、PowerPoint、Googleスライドの形に変えられるので、最後の調整は実際に使う形に変えてから行うのもよい、と紹介しています。
売上のデータから、関数入りのExcelの分析表を作る
数字の分析では、PIVOTの番組に出演しているManusのAshleyさんが、DCFモデルを作る例を見せています。DCFモデルとは、会社が将来生むお金の流れから、会社の価値を計算する表のことで、金融の仕事でよく使われます。
Ashleyさんは、こうした表をExcelで作ろうとすると、複雑な関数やマクロ(自動で計算させる仕組み)が必要になると話しています。
「人間が作るとすごく時間がかかるなんです」
動画では、架空の会社の売上や株式数、過去の売上の推移といったデータを渡し、「DCFモデルをExcelで作って」と頼んでいます。すると30分ほどで、関数の入ったExcelができ上がりました。特定のセルの数字を入れ替えると、それに合わせて結果も変わる形になっているそうです。
同じ番組では、500件を超える過去の広告データを分析させる例も出てきます。成績のよい広告と悪い広告を比べ、予算の配分の案を出し、最後にレポートにまとめるところまでを任せています。このとき、分析の手順をまとめた「スキル」を渡して質をそろえていますが、その話はManusのスキルで、うまくいった仕事の流れを型にする方法にまとめています。
人が受け持つところ
どの動画でも、できたものはそのまま使うのではなく、人が見て直す前提で紹介されています。
- 枚数や対象は、はっきり指定する。 越川さんの例のように、AIが別の枚数を提案してくることがあります。誰に向けた資料か(管理職向けなど)も伝えています
- 見た目の最後の調整は人がする。 ここなさんは、大枠をManusに直させ、細かいところは自分で直す分け方を勧めています
- 数字の中身は確かめる。 分析表は、元のデータが正しいことが前提です。Ashleyさんは、Excelで受け取ればそのまま直せる一方、PDFのレポートは直してほしい点をManusに伝えて作り直す形になると説明しています
もとになる調べものの任せ方は、Manusで調べものを任せる方法にまとめています。
まとめ
- Manusに原稿を渡し、枚数・デザイン・対象を指定すると、話す原稿つきのスライドを作り、PowerPointに書き出しても文字のまま直せると紹介されています
- 「調べてからスライドにして」と一度に頼めるので、調べものと資料づくりを分けずに済みます。大枠はManusに直させ、細かいところは人が直す使い方が勧められています
- 売上などのデータを渡すと、関数入りで数字を変えれば結果も変わるExcelの分析表を、30分ほどで作る例が出ています
- できた資料や表は、枚数・中身・数字を人が確かめてから使う前提で紹介されています
この記事は、YouTubeで公開されている解説を運営者が見比べ、自分の会社で使うために整理したものです。 教えているのは、それぞれの動画の発信者です。引用した言葉は字幕で確かめ、出典の動画をその場面から再生できるようにしています。 発信者の方とこのサイトは関係がありません。くわしい手順や最新の画面は、出典の動画でご確認ください。
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