Claude 文章・メールの書かせ方|聞き返してもらって前提を固め、日本語のなめらかな下書きを作る方法

2026年10月23日·長谷川 桂介
出典:YouTubeの解説動画3本(発信者3人)·動画の確認
取引先へのメールや社内の案内文、ブログの記事。書き出しで手が止まり、AIに頼んでも「なんか違う」が続く。そんなときに、Claudeに聞き返してもらって前提を固め、日本語の下書きを作らせるやり方を、評判の解説動画から集めて見比べました。
結論(3行で)
- Claudeは、ぼんやりした頼みごとを出すと、目的や文の調子を選択肢で聞き返してくるので、前提をすり合わせてから書かせる使い方が紹介されています。
- 同じ記事をChatGPTと書き比べた動画では、Claudeは日本語の言い回しの細かさが良いと評価されています。
- さらに進んだ例として、Claude Codeで自分の言い回しを覚えていくメール返信の道具を作った人もいます。
取引先に送るメールを書こうとして、最初の一文で手が止まる。AIに「メールを書いて」と頼んでも、出てきた文がどこかよそよそしく、結局は自分で書き直す。そんな経験はないでしょうか。
AIに文章を任せてうまくいかないとき、原因の多くは「何のための文章か」「どんな調子で書くか」が伝わっていないことです。この記事では、Claude(クロード)で文章やメールの下書きを作るやり方を、解説動画から集めてまとめました。Claudeは、ChatGPTと同じように話しかけて使うAIで、アメリカのAnthropic(アンソロピック)という会社が作っています。
なお、取り上げる動画には2024年に公開されたものもあります。画面の見た目や、ほかのAIとの違いは、今とは変わっている場合があります。
ぼんやりした頼みごとは、Claudeに聞き返してもらう
【さき】のAIでええやん。のさきさんは、ChatGPTとClaudeに同じ頼み方をして、返ってくるものの違いを見せています。頼んだのは「社外の取引先に送るメールを書いて」という、目的も相手もはっきりしない一文です。
ChatGPTは、こちらが何をしたいかを推し量りながら、とりあえず下書きを書いてくれました。一方のClaudeは、すぐには書かずに、どういう目的のメールか、かための文にするかくだけた文にするか、といった質問を選択肢つきで返してきたそうです。さきさんは、先に前提をすり合わせるので、あとから「これ違う」と直す手間が減ると説明しています。
「クロードに逆にどうしたいですかって質問してもらって」
さきさんは使い分けとして、まず下書きを見てから会話で直したいときはChatGPTやGemini、やりたいことがまだぼんやりしているときはClaudeに聞いてもらって固めるのがよい、と話しています。「お礼のメールを書きたいけれど、何をどこまで書けばいいか決まっていない」というような場面に向いた使い方です。
日本語の言い回しの細かさを、ChatGPTと見比べる
mikimiki web スクールの動画では、同じブログ記事の依頼をClaudeとChatGPTに出して、速さと文章を比べています。お題は、結婚式で使う手作りの品を作るこつを、決まった文字数で書くというものです。
結果は、Claudeのほうが早く書き終わり、題も入った記事になりました。動画では、Claudeは文の言い回しが細かく、日本語がなめらかだと評価しています。
「日本語表現の細かさなんかはクロードとてもいいかなと思います」
ただし動画では、どちらの答えも質が高く、最後は好みの問題だとも話しています。そのうえで、記事に使う画像まで続けて作れるなど、1つで多くのことができるのはChatGPTの強みだと説明しています。この動画は2024年12月の公開なので、今はどちらのAIもできることが増えています。文章の仕上がりを見比べたいときは、同じ頼み方で両方に書かせて、自社の文の調子に近いほうを選ぶ、という確かめ方が参考になります。
自分の言い回しを覚える、メール返信の道具を作る
もう一歩進んだ例もあります。monographの堀口英剛さんは、Claude Code(クロードコード。会話で頼むと、パソコンの中でプログラムやファイルを作ってくれるClaudeの道具)を使って、自分専用のメールの道具を作った例を見せています。
中身はGmailです。届いたメールに対して「分かりました、ぜひ試したいです」のように短く返事の要点を入れて作成のボタンを押すと、Claudeがメールの中身と堀口さんの情報を読み込んで、返信の文面を作ります。会社の住所のように、毎回入れる情報は「覚えておいて」と伝えておけば自動で入るそうです。
さらに、この道具は返信するたびに「こういうメールに、こう返した」という型を覚えていく作りにしてあります。
「返信をすればするほど自分の言い回しに近づいてく」
堀口さんがこの道具を作ったのは、Gmailに付いているAIの返信機能では、自分らしい言い回しやメールの外にある事情を反映させにくかったこと、そして複数のGmailのアカウントをまとめて使いたかったことが理由だと話しています。仕事用と私用でアカウントごとに返信の調子を変える、といった使い分けもさせています。
ここまで作るのは手間がかかりますが、「言い回しを覚えさせる」という考え方は、ふだんのClaudeでも生かせます。過去に送ったメールの例をいくつか見せてから「この調子で書いて」と頼む、といったやり方です。Claude Codeでの道具づくりは、Claude Codeで自分専用の道具と段取りを作るにまとめています。
書かせた文章を使う前に
3本の動画に共通しているのは、AIの文章をそのまま送らず、人が前提を伝え、仕上がりを確かめているところです。さきさんの例ではClaudeが質問で前提を確かめ、堀口さんの例では、返事の要点は自分で入れてから文面を作らせています。
社外に出すメールは、相手の名前や日付、金額などを間違えると取り返しがつきません。下書きはAIに任せても、送る前に中身を読み直す、という順番は変わりません。
運営者の会社で、メールの返信をAIに手伝わせている手順は、メールの返信をAIで下書きする方法にまとめています。
まとめ
- Claudeは、ぼんやりした頼みごとに対して目的や文の調子を聞き返してくるので、前提を固めてから書かせる使い方が紹介されています
- ChatGPTとの書き比べでは、Claudeは日本語の言い回しの細かさが評価されています。最後は好みなので、両方に書かせて選ぶ確かめ方もあります
- Claude Codeで、返信のたびに自分の言い回しを覚えていくメールの道具を作った例もあります
- どの例でも、送る前に人が中身を確かめる前提です
この記事は、YouTubeで公開されている解説を運営者が見比べ、自分の会社で使うために整理したものです。 教えているのは、それぞれの動画の発信者です。引用した言葉は字幕で確かめ、出典の動画をその場面から再生できるようにしています。 発信者の方とこのサイトは関係がありません。くわしい手順や最新の画面は、出典の動画でご確認ください。
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