Gemini Notebook(旧NotebookLM)の使い方
NotebookLM Gemini 連携の使い方|役割ごとのGemini NotebookをGeminiから呼び出し、会社のことを分かったAIに相談する方法

2026年10月23日·長谷川 桂介
出典:YouTubeの解説動画3本(発信者3人)·動画の確認
AIに相談しても、会社の事情を知らないので一般論しか返ってこない。そんなときに、社内の資料を役割ごとのGemini Notebook(旧NotebookLM)にまとめ、Geminiのチャットから呼び出して相談したり、何人かの担当に会議をさせたりするやり方を、評判の解説動画から集めて見比べました。
結論(3行で)
- Geminiの入力欄の「+」からGemini Notebook(旧NotebookLM)のノートを選ぶと、そのノートの資料をふまえてGeminiが答えると紹介されています。
- 土台は、会社の資料と判断の軸をGoogleドライブの1か所にまとめることで、そのうえでマーケティング・経理のように役割ごとにノートを1つずつ作るやり方が出ています。
- 複数のノートを同時に呼び出して「3人で会議して」と頼んだり、よく使うノートをGemに紐づけて保存したりする使い方もあります。
AIに経営の相談をしてみたけれど、返ってくるのは、どの会社にも当てはまりそうな一般論ばかり。
それも無理はありません。AIは、あなたの会社がどんな商品を扱い、どんなお客様がいて、これまで何を決めてきたかを知らないからです。毎回それを説明するのも手間です。
Gemini Notebook(旧NotebookLM)は、入れた資料をもとに答えるAIです。2026年7月にNotebookLMから名前が変わりましたが、中身は同じです。今は、同じGoogleのGeminiのチャットから、このノートを呼び出して使えるようになっています。この記事では、その組み合わせ方を、解説動画から集めてまとめました。動画の中では「NotebookLM」の名前で説明されています。
取り上げる動画は2026年に公開されたもので、連携の機能は新しく、画面は変わりやすい点に気をつけてください。
Geminiのチャットから、ノートを読ませて相談する
AKIYA MOVIEのあきやさんは、2026年3月の動画で、GeminiとNotebookLMの連携を紹介しています。Geminiで新しいチャットを開き、「ファイルを追加」からNotebookLMを選ぶと、自分のノートブックが並びます。選んだノートの中身をもとに、追加で調べてもらったり、提案してもらったりできます。
「複数のノートブックLMをね、こう横断して参照することもできたりします」
あきやさんの例は旅行です。調べた観光地やホテルの情報をノートに入れ、Geminiでスケジュールを組ませ、できた予定表もまたノートのソースに戻しておきます。こうすると、当日「ホテルのチェックインは何時だったか」「この場所までどう行くか」をすぐ聞けます。仕事に置きかえれば、出張や展示会の準備にも使えそうな流れです。
土台は、会社の資料をドライブの1か所にまとめること
【さき】のAIでええやん。のさきさんは、2026年8月の動画で、この連携を使って「役割ごとの専門家チーム」を作るやり方を紹介しています。その前に、必ずやっておくことがあるそうです。
AIは最初、こちらの会社のことを何も知りません。そこで、会社の資料やこれまでの決定を、Googleドライブにまとめておきます。新しく入った人に引き継ぎ資料を渡すのと同じ考え方です。
「必ずドライブの1箇所を正解の置き場に決めるんですよ」
同じ資料が少しずつ違う版であちこちにあると、どれが最新か分からなくなり、AIも混乱します。置き場を1つに決めておけば、直すときもそこだけ直せばよい、という話です。さきさんは、この中でいちばん大事なのは、会社が何を大事にし、どちらに進もうとしているかという「判断の軸」だとしています。社長の頭の中にある価値観を言葉にして入れておくと、AIがその会社らしい考え方で答えるようになる、という説明です。
役割ごとにノートを1つずつ作る
土台ができたら、ノートを作ります。さきさんのやり方は3つの段取りです。
- 1人の担当につき、ノートを1つ作る。 マーケティングを考える人、数字を見る経理の人のように、役割ごとに分けます
- そのノートに、担当する分野の資料を入れる。 ドライブにまとめた資料を、役割に合わせてつなぎます
- 「あなたは何者で、どう働くか」を書いておく。 立場と考え方を決めると、聞かれたことに答えるだけでなく、自分で判断して動く担当に変わる、としています
「1個のノートに全部の役割を詰め込むのはやめといた方がいいです」
いろいろな専門を混ぜると、答えがぼやけてしまうためです。最初から何人も作らず、自分にとってほしい役割から1人試しに作ってみるよう勧めています。
何人かの担当を同時に呼び出して、会議をさせる
ノートの中の担当は、そのノートの中でしか話せません。マーケティングの担当と経理の担当に一緒に相談したいときに使うのが、Geminiとの連携です。Geminiの入力欄の「+」からNotebookLMを選び、呼び出したい担当のノートを選びます。
「この呼び出しを複数の社員で1度にやると会議ができるんです」
動画では、マーケティング・経営企画・経理の3つのノートを同時に呼び出し、「3人で会議して、それぞれの立場から意見を出して」と頼んでいます。マーケティングはどう売るか、経営企画は全体の戦略、経理はお金の面から意見を出し、最後に意見のぶつかる点や落としどころまで整理してくれたそうです。会議の結果を、そのまま提案資料にまとめさせることもできると紹介しています。
さきさんは、この連携は2026年の春に本格的に使えるようになった新しい機能だと話しています。
よく使う担当は、Gemに紐づけて保存しておく
毎回ノートを選ぶのが面倒なら、Geminiの「Gem(ジェム)」を使う方法もあります。Gemは、指示を入れて保存しておける、自分用のGeminiです。さきさんは、新しいGemを作り、名前の欄に担当名、指示の欄にノートに書いた「どう働くか」を入れ、その下の「知識」の欄にノートを紐づけて保存しています。次からは、そのGemを開くだけで担当がそろった状態になります。
本気AIの動画(2026年2月公開)でも、同じ考え方が議事録づくりに使われています。事業の概要や組織図、過去の決定事項をまとめた「会社情報ノートブック」を作り、議事録用の指示と一緒にGemに入れておくと、次からは録音を添付するだけで済む、という紹介です。
議事録への使い方は、Gemini Notebookで議事録を作る方法にまとめています。
まとめ
- Geminiの「+」や「ファイルを追加」からGemini Notebook(旧NotebookLM)のノートを選ぶと、その資料をふまえてGeminiが答え、複数のノートをまたいで参照もできると紹介されています
- 土台は、会社の資料と判断の軸をGoogleドライブの1か所にまとめておくことです
- 役割ごとにノートを1つずつ作り、「どう働くか」を書いておくと、何人かの担当を同時に呼び出して会議をさせる使い方ができます
- よく使うノートはGemに紐づけて保存しておくと、毎回呼び出す手間が省けます
この記事は、YouTubeで公開されている解説を運営者が見比べ、自分の会社で使うために整理したものです。 教えているのは、それぞれの動画の発信者です。引用した言葉は字幕で確かめ、出典の動画をその場面から再生できるようにしています。 発信者の方とこのサイトは関係がありません。くわしい手順や最新の画面は、出典の動画でご確認ください。
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