Make 料金と無料プランの上限|動いた部品ごとに数える回数、見に行く間隔の決め方、ChatGPTの利用料を使いすぎない方法

2026年10月23日·長谷川 桂介
出典:YouTubeの解説動画5本(発信者5人)·動画の確認
Makeは無料でも使えると聞くけれど、どこまでが無料で、何をするとお金がかかるのかが分からない。気づいたら上限に届いていた、知らないうちに請求が来た、とならないための考え方を、評判の解説動画から集めて見比べました。
結論(3行で)
- Makeは、動いた部品の数を「オペレーション」として数え、動画の公開時点の無料プランは月1,000回まででした。見に行く間隔と時間帯を決めれば、無料の範囲に収める計算ができると説明されています。
- 無料プランには、常に動かしておける仕組みの数や、やり取りするデータ量にも上限があり、録画のような大きなファイルを扱うと練習だけでも上限に届くという注意が出ています。
- MakeからChatGPTを使う部分は、Makeとは別に、使った文字数に応じた前払い式の利用料がかかります。自動チャージを使わない、答えの長さに上限を付ける、といった使いすぎの防ぎ方が紹介されています。
「無料で使える」と聞いて始めてみたら、月の途中で止まってしまった。ChatGPTとつないだら、いつの間にか利用料がかかっていた。自動化の道具は、勝手に動き続けるぶん、お金のかかり方を先に知っておかないと不安です。
この記事では、サービス同士をつないで作業を自動にするMake(メイク)について、料金の数え方と無料プランの上限、ChatGPTを使うときの利用料を、解説動画から集めてまとめました。
ここで取り上げる動画は2023〜2025年に公開されたものです。料金の金額や無料プランの中身は何度も変わっているので、数字はすべて「動画の公開時点の話」として読んでください。今の料金は、Makeの公式の案内で確かめる必要があります。
料金は「動いた部品の数」で数える
Makeの料金を考えるときの基本は、「オペレーション」という数え方です。
AI攻略チャンネルの動画では、オペレーションを「システムを動かせる数」と説明し、動画の公開時点(2024年)では月1,000オペレーションまで無料で使えたと話しています。最初の1か月は、無料で1万オペレーションまで使えたとも説明しています。
「この1000という数字は小規模事業者の方々にとっては十分すぎる数値なんです」
では、1,000回とはどのくらいなのか。Notionの認定コンサルタントの山田さんは、実際の数え方を画面で見せています。Makeでは、流れの中の部品(モジュール)が1回動くごとに1つと数えます。部品の右上に出る数字が、その回数です。
山田さんが作った「Googleカレンダーの予定をNotionに写す」流れでは、次のように数えられていました。
- 動き出すたびに、カレンダーを見に行く部品で1つ
- 写す予定があれば、その件数ぶん、Notionの部品2つでそれぞれ数える
写す予定が何もなくても、見に行くだけで1つ減ります。実際に、対象がない状態で1回動かすと、残りが986回から985回に減る様子が映っています。
見に行く間隔と時間帯で、月の回数を計算する
山田さんは、自動で動かす間隔の設定が、そのまま料金に関わると説明しています。
「この設定によって課金の必要性が変わってきます」
そのうえで、無料の範囲に収める設定の例を見せています。
- 見に行く間隔を2時間おきにする
- 動かす時間帯を朝6時から夜12時までにする(寝ている時間は外す)
- すると1日に10回、31日で月310回は、何もなくても使う
- 月の上限1,000回から引くと、残りは690回
- 予定の追加・変更1件で2回使うので、690÷2で月345件まで。1日10件ほどなら無料の範囲で回せる
「何分おきに見に行くか」を短くするほど、何もない回にも回数を使います。急ぎでない作業なら間隔を長めにし、夜間は止める、という考え方です。
なお、見に行く間隔の短さにも、プランによる違いがあります。AIコウリツカの動画では、動画の公開時点の無料プランでは15分おきが最短だったと説明しています。
「動かしておける数」と「データ量」にも上限がある
回数のほかにも、無料プランには上限があります。神海LABの動画では、動画の公開時点(2023年)の無料プランについて、次の点を挙げています。
- 常に動かしておける仕組み(シナリオ)は2つまで。作るだけならいくつでも作れますが、「メールが来たら動く」「10分おきに動く」のように動かし続けられるのは2つまででした。有料にすると、この制限がなくなると説明しています
- オペレーションは月1,000回まで。1つの流れでも部品が10個あれば、1回で10回ぶん減ります
- やり取りするデータ量にも上限がある。料金の案内には目立って書かれていないが、Zoomの録画のような大きなファイルを扱うとすぐにいっぱいになる、と注意しています
「意外に練習してるだけでそれは結構行っちゃったりします」
神海LABの動画では、Zoomの録画を扱うテストだけで400MBほど使ってしまい、無料プランの月512MBでは、録画を10個ほど扱うとその月は使えなくなってしまうと話しています。有料のいちばん安いプランは月9ドル(1,500円弱)ほどで、無料でしばらく使ってみて、価値があると思えば払えばよい、という考えです(金額はいずれも動画の公開時点)。
ChatGPTを使う部分は、別に前払いの利用料がかかる
Makeそのものは無料でも使えますが、MakeからChatGPTを呼び出す部分には、OpenAI(ChatGPTを作っている会社)への利用料が別にかかります。AIコウリツカの動画では、そのしくみを説明しています。
- ChatGPTへの入力と出力の文字数に応じて料金がかかる
- 1,000文字の入力と出力で、高めのAIでも1.5円ほど、安めのAIなら0.45円ほど(動画の公開時点の、ざっくりした計算)
- 「クレジット」というポイントのようなものを5ドルから前払いで買い、使うたびに減っていく形
残高がなくなったときに自動で買い足す設定もありますが、この動画の発信者は使っていないそうです。
「知らない間にお金を使ってしまわないように私は使っていません」
さらに、ChatGPTの部品では答えの長さに上限を付けておくと、答えが長くなりすぎて利用料を使いすぎるのを防げると説明しています。OpenAIの鍵(APIキー)を作るときに「Make用」と名前を付けておくと、Makeからどれだけ使ったかを後から確かめられる、という工夫も紹介されています。
止まったように見えたら、回数と記録を見る
上限に届くと、流れはそこで止まってしまいます。動かないと感じたら、確かめる場所は決まっています。
- 残りの回数:ダッシュボード(最初の画面)で、その月のオペレーションとデータ量の残りが見られます。山田さんの動画でも、ここで残り回数を確かめています
- シナリオごとの記録:定時で帰るための「個人DX」チャンネルの平岡さんは、シナリオの一覧で実行回数や使ったデータ量が見られ、いつ実行されたかの履歴も出ると見せています
- 部品ごとの入力と出力:AIコウリツカの動画では、各部品の右上の吹き出しを押すと、どんな入力があって、どんな出力になったかが見られ、どこで止まったかの手がかりになると説明しています
まとめ
- Makeは、流れの中の部品が1回動くごとに「オペレーション」と数えます。動画の公開時点の無料プランは月1,000回までで、何もない回でも見に行くだけで回数を使います
- 2時間おき・朝6時から夜12時までにすると月310回ほどで、1日10件ほどの予定の追加・変更なら無料の範囲で回せる、という計算例が紹介されています
- 無料プランには、動かし続けられる仕組みの数(2つまで)や、データ量の上限もありました。録画のような大きなファイルは、練習だけでも上限に届くという注意が出ています
- ChatGPTを使う部分は、Makeとは別に、文字数に応じた前払い式の利用料がかかります。自動チャージを使わず、答えの長さに上限を付けておくと使いすぎを防げると話されています
この記事は、YouTubeで公開されている解説を運営者が見比べ、自分の会社で使うために整理したものです。 教えているのは、それぞれの動画の発信者です。引用した言葉は字幕で確かめ、出典の動画をその場面から再生できるようにしています。 発信者の方とこのサイトは関係がありません。くわしい手順や最新の画面は、出典の動画でご確認ください。
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